
昼間は、何かあったらパッと対応できるように、筋肉や骨が引き締まっています。そして、精神的にも緊張している。その状態にあるのは、交感神経がフルに働いているからなんです。
そのために、そのまま布団に入って寝ようとしても、なかなか眠れない。寝付けたとしても、筋肉や筋が緊張したままなので、眠りの質がよくないわけです。
眠りの質をよくするためには、副交感神経が働き出してから眠ることです。交感神経から副交感神経への切り替えをスムーズに行うために、習慣にしていただきたいのが、ぬるめのお湯にゆったりつかること。入浴で、肉体的にも精神的にも緊張がほぐれ、副交感神経にスイッチが入ります。
疲れをとってリラックスできるお湯の温度は38〜40℃と言われていますが、季節や人によって適温は変わります。ちょっとぬるめかなという程度で、自分が一番気持ちのいい状態が、いいでしょう。そこにアロマテラピーの精油をたらしたり、スローテンポの音楽を聴きながら入浴することで、さらにリラックスを高められます。
冬は日照時間の関係で、睡眠時間が短くなると言います。だからこそ、短時間で質のいい眠りがしたいもの。翌朝、前日の疲れを残さず、気力に満ちた寝覚めを迎えるために、ぜひ入浴でリラックスタイムを!
(快眠セラピスト 三橋美穂さん/睡眠とストレス、入浴、食事、色彩、体操、寝具などとの関わりを研究。眠りの大切さや快眠の工夫などを提案している。著書に『幸せを呼ぶ 快眠ヒーリング』(日本実業出版社)など)
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