腰から脚までのツボ押しマッサージ-喜ばれるマッサージ方法

パートナーにやってあげて喜ばれる腰背部のマッサージ 2

マッサージ効果を確認したり、マッサージの範囲を広げて満足度を上げ、プロっぽい方法も使ってみよう

マッサージのクオリティを上げる技もプラス

 多くの人がマッサージをしてほしいと思っている場所が腰背部です。前回の「パートナーにやってあげて喜ばれる腰背部のマッサージ 1」では、うつ伏せで背中から腰までを中心に上半身全体をマッサージしてきました。今回は続いて、腰から下を中心にほぐしていきましょう。

 また今回は、これまでのマッサージの効果を確認するように、両手のひらや前腕を使って背中から腰までじんわりと押していきます。さらに、腰から足裏までマッサージの範囲を広げてパートナーの満足度を高めたり、たたく手技(叩打法:こうだほう)などちょっとプロっぽい方法もプラスして、マッサージのクオリティを上げていきましょう。

 時間があれば、ぜひ前回のマッサージから続けてやってみてください。パートナーが喜ぶこと確実です!!

※注意:急性腰痛(ぎっくり腰)や、足にしびれが出ている腰痛、高齢者の圧迫骨折を疑われる腰痛の場合はマッサージをしてはいけません。早急に医師を受診してください。

うつ伏せ後半:腰から足までじんわりと。最後はたたく手技でプロっぽく

(1)腰からお尻にかけての押圧が左右終わったら、お尻を両手のひらではさんで大きく回しながら押し上げます、お尻の筋肉は大きく、脂肪もついているので、めったにもみ返しはきません。手のひらに大きく力を入れてお尻のお肉をこねて下さい。

(2)お尻についている大殿筋、小殿筋、中殿筋、梨状筋、大腿筋膜張筋を緩めるには、大転子という太もも外側の付け根(腰骨の下の膝を上げたときに曲がるところ)を親指で押します。

(3)ここで、これまでのマッサージの効果を確認しましょう。緩んだ筋肉を確認するように、両手のひらでじんわりと背中から腰まで順に押していきます。
 さらに、そのまま腰からお尻、足の裏まで押していきましょう。体全体を触ってもらっている感じがしてパートナーの満足度はアップします。マッサージで腰が軽くなっているときは足も軽く感じるため、一石二鳥です。

(4)手のひらの替わりに、前腕の柔らかいところを使って背中全体をじんわりと上から順に転がすようしたり、さすったりするのも、広い面で触ってもらえるのでパートナーの満足感が高まります。ちょっとプロのマッサージを受けている感じがするのでおすすめです。  そのまま腰からお尻、足の裏まで続けます。足裏も刺激するとよいでしょう。

(5)ここまでマッサージしても腰が楽にならない場合は、足の張りが原因かもしれません。太ももの後ろの筋肉をほぐしましょう。膝を曲げ、手のひらで太ももの後ろを外側、内側と押してください。持ち上げた膝下に施術者の膝をかませるとよいでしょう。

(6)さらに、膝裏は太ももとふくらはぎの筋肉がくっついている場所なので、手のひらで膝裏を柔らかく押しもみします。

(7)腰が痛いときはふくらはぎが張っていることもありますので、そのまま施術者の膝にふくらはぎを乗せ、両手でふくらはぎをねじるように互い違いに引きながら足首までもみます。

(8)最後に足裏のツボを肘の角の硬いところで押します。

(9)仕上げに叩打(こうだ)法(肩たたきのような、たたく手技)を行います。まず、開いた手の小指側の縁でたたく「切打(せつだ)法」をやってみましょう。両手を交互に動かして肩先から足首までたたきます。
*短時間の軽い叩打法は神経や筋肉の機能を高め、長時間の強い叩打法は抑制する方向に働きます。

(10)最後に手拳(しゅけん)叩打法(手を軽く握ってその小指側で軽く叩く)を行います。中に空気をたくわえるようにして軽く手を握り軽く叩くと親指と人差し指が当たって、上手になるとパコパコと音がするプロっぽい手技です。

(編集・制作 (株)法研)

【執筆】
佐藤 明子先生


心愛治療院院長
宮城学院女子大学 日本文学科卒業後、後藤学園 神奈川衛生学園専門学校東洋医療総合学科卒業。2004年、乳がん、子宮がん、大腸がん、甲状腺がんなどのがん術後のむくみ(リンパ浮腫)とがん治療後の体のこりや張りの専門治療院を青山に開業。鍼・灸・あん摩・マッサージ・指圧師(厚生労働省認定)。MLAJ日本医療リンパドレナージ協会認定 医療徒手リンパドレナージセラピスト 上級臨床コース修了。
心愛治療院ホームページ

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