美しい髪の毛は食生活から-抜け毛はストレスが要因にも

毛髪にはストレスや食生活が反映されている。

髪はからだの栄養状態や不調があらわれやすい箇所です。正しいシャンプーのしかたも併せてご紹介します。

髪は健康の履歴書

 最近髪がパサつく、抜け毛が増えたなど、頭髪に関する悩みをかかえている人は少なくありません。

 髪の毛は、もちろん体の一部ではありますが、肌と並んで全身の健康状態を反映しやすい箇所です。

 抜け毛、毛根、頭皮の状態などから、自然脱毛かそうでない脱毛かをチェックすることもできますし、髪と頭皮の健康度も分かります。また、欧米では以前から毛髪ミネラル検査というものがあります。これは、髪の毛を分析して、その人のからだの有害ミネラルの蓄積度や必須ミネラルの過不足を測定するものです。

 からだの健康状態をすぐに反映する肌と違って、髪の毛の場合はその影響があらわれるまで時間がかかります。逆にそれを利用して、過去数カ月の健康状態の履歴を知ることができるのです。

生活習慣に由来する抜け毛に注意!

 髪は全身の他の器官とおなじように、血液からの栄養分でつくられています。しかし、血液中の栄養分は心臓などの重要な器官に優先的に運ばれ、髪や肌に運ばれるのは一番最後になります。

 したがって、食事でしっかり栄養を摂らなければ髪まで栄養が行き渡らず、栄養不足になってしまうのです。たとえしっかり栄養を摂っていても頭皮の血行が悪ければ、同じことが該当すると考えられます。

 また、パソコンなどで目を酷使する作業を続けていると、周辺の筋肉の緊張によって頭皮がひっぱられ、直毛だった髪がくせ毛になることも。

 髪についての悩みのうち、代表的なものである抜け毛は、遺伝による薄毛など先天的な要因からくるものもありますが、本人の生活習慣に由来することも多いのです。

 生活習慣による要因のうち、よく知られているものがストレス。ストレスを受けると、頭皮の毛細血管が収縮し、栄養の供給が停滞するなど、髪が抜けやすくなる原因を招く場合があるのです。強いストレスにより髪の毛がまっ白になったというのもよく聞く話。これは、比較的弱い髪のメラニン細胞が、ストレスの影響を早期に受けやすいために起こると考えられています。美しい髪のためにも、日頃からなるべくゆったりした気持ちで過ごしたいものですね。

 その他の生活習慣による要因としては、食生活の偏り。脂分の多い食事や栄養バランスの偏った食事は悪影響があります。喫煙や深酒もよくありません。また、「海藻が髪にいい」というウワサは俗説。基本はあくまでもバランスのいい食事です。

 もう一つ、脱毛の原因はヘアケアによるトラブルであることも多いのです。シャンプーの仕方によっては、髪や頭皮のトラブルを招く場合があるのです。ドライヤーのかけ方などにも注意しましょう。

正しい洗髪のしかた

 正しいシャンプーのしかたをご紹介しておきましょう。

 まず、シャンプーは自分の髪質や頭皮の状態に合ったものを選ぶこと。たとえば髪質がパサつきやすい人は「しっとりタイプ」、べとつきやすい人は「さらさらタイプ」を選ぶといいでしょう。

 シャンプーをする前に、ブラッシングでほこりを落とし、次にぬるま湯で十分すすぎます。シャンプーは2度洗いがポイントです。はじめに髪を、続いて頭皮を洗いましょう。頭皮は指の腹でもみながら、マッサージするように洗います。洗い終わったら頭皮にシャンプーが残らないよう十分すすぎを。以上を10~15分かけてゆっくり行います。その後リンスをしますが、リンスもまた十分に洗い流しましょう。

 ドライヤーをかけるときは、まず髪をタオルドライしてから。タオルを使うときも、髪をごしごしこすらずに、水分を移しとるつもりで優しく行うといいでしょう。

 ドライヤーは頭皮から20cm以上離し、一箇所に長時間あてないよう、こまめに動かしながら手早く頭皮を中心に乾かします。

(「へるすあっぷ21」、法研より)

【取材協力】
株式会社アデランス

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