年末年始の食べすぎ飲みすぎをチェック-賢いお酒の飲み方は?

食べ過ぎ飲み過ぎであなたの胃は普段より疲れていませんか?

日頃の食事・生活習慣をチェックすると、気になる問題が続々と…。あなたは合格ラインですか?

忘年会・新年会の前に食べぐせ・飲みぐせを要チェック!

 忘年会や新年会のシーズン到来!でも「いざ、出陣!」といく前に、以下のチェックシートにチャレンジを。ちなみにこのチェックシートは、普段胃腸に負担をかけるような食べ方・飲み方をしていないかどうかを確認するためのものです。普段から胃腸にムチ打つような食べ方・飲み方をしているところへ、年末年始で外食・飲酒の機会がグッと増えると、胃腸にかかる負担はさらに倍増。胃腸のトラブルが発生する可能性も大なのです。そうならないために事前にチェックし、対策を講じましょう。

◆胃腸を困らせている度チェック◆
1.ラーメンにこしょう、うどんに唐辛子を入れるときは10回以上振り入れる
2.キムチ鍋やカレーライスは汗をかくほど辛いのが好き
3.外食用にこしょうや唐辛子を持ち歩いている
4.刺激物を食べた後に胃が痛くなることがある
5.刺激物を入れた料理を食べた翌日、便に血が混じっていたことがある
6.熱いめん類を食べるのは他の人に比べて早い
7.熱いめん類は最初にスープを飲む
8.コーヒーや紅茶など熱い飲み物は、冷めないうちにすぐ飲んでしまう
9.塩辛い食べ物が好き
10.甘いお菓子には目がない

判定
1つでも該当する項目があれば要注意!とくに4~5に当てはまる人は、すでに胃腸が悲鳴を上げているかも。また9に当てはまる人は胃腸だけでなく高血圧にも、10に当てはまる人は肥満にもご注意!

◆アルコール飲み過ぎ度チェック◆
1.飲むときは日本酒で2合以上は必ず飲む
2.ウイスキーや焼酎など、強い酒をストレートで飲むのが好き
3.お酒は空きっ腹で飲むのがおいしい
4.飲むときは、ほとんどおつまみを食べない
5.辛子明太子やキムチなど、刺激の強いおつまみが好き
6.夜10時過ぎまでお酒を飲むことがよくある
7.飲み過ぎて二日酔いになることがよくある
8.お酒を飲むとたばこの本数が増えてしまう
9.夜寝る前に寝酒をすることが多い

判定
該当する項目が1つ以上ある人は、胃腸に負担をかけるお酒の飲み方をしています。胃腸にやさしいお酒の飲み方を知っておきましょう。

胃を刺激するものは、ひかえめに

 胃は口から入った食物を消化してくれていますが、どんなものでもO.K.というわけではありません。胃粘膜を刺激する食べ物や飲み物を摂りすぎると、お手上げ状態になることも。ひどいときには、胃粘膜が荒れて潰瘍ができ、最悪の場合、がんなどの原因になることもあります。胃粘膜を刺激するものは、ひかえめに摂りたいものです。胃にとって手強い刺激物は、下記の食品です。また、下記の食品以外でも、食べ過ぎは厳禁。腹八分目を心がけましょう。

香辛料
:こしょう、とうがらし、タバスコ、からしなどを摂りすぎると胃粘膜が荒れます。とくに、激辛料理を空腹時に食べるのはご法度です!

塩辛いもの
:塩分の濃い味つけは、胃に刺激を与えて、胃液の分泌を過剰にします。

甘いお菓子
:チョコレートやケーキ、和菓子などに含まれる砂糖には、胃の粘膜から水分を吸い出す作用があり、びらんなどの原因に。また、消化が悪いので、胃にとどまる時間が長く負担を与えます。

コーヒー・紅茶
:コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、胃に刺激を与え、胃酸の分泌を促します。とくに空腹時のコーヒーは最悪。ミルクを入れたり、薄めにして少量飲むなど、ガードしましょう。

炭酸飲料
:炭酸と砂糖が胃酸の分泌を刺激して、胃に負担を与えます。

熱すぎるもの
:ラーメンやスープなど、熱すぎるものは胃粘膜を刺激します。かき氷やアイスクリームなど、冷たすぎるものも同様です。

硬い食べ物
:硬い肉などを大きな固まりで食べると、消化に時間がかかり、胃を疲れさせます。硬いものを食べるときは、あらかじめ小さく切り、よくかんで食べましょう。

賢いアルコールの飲み方!

 アルコールは上手に飲めば、食欲を増進させ、ストレス解消効果も。でも飲み方によっては、胃腸に大きなダメージを与えてしまいます。アルコールとうまくつき合うには、以下のポイントを参考にしましょう。

ストレート&空きっ腹で飲むのは避ける
:アルコールにはそもそも、粘膜表面の細胞を凝固させ、殺してしまう作用が。ウイスキーや焼酎など、度数の強いお酒をストレートで大量に飲み続けると、いずれ細胞ががん化してしまいます。強いお酒をストレートで飲むのは避けましょう。  空きっ腹でビールを一杯! という人も多いようですが、胃酸が分泌されている空腹時にお酒を飲むと、胃酸とお酒がダブルパンチで胃壁を攻撃します。お酒を飲む前には、チーズを食べたり、牛乳を飲んだりして、胃壁をガードしましょう。

おつまみを食べながら飲みましょう
:おつまみを何も食べずに、お酒だけを飲み続けるのは胃腸によくありませんが、おつまみに刺激物や塩辛いものの摂りすぎもおすすめできません。消化しやすいもの、薄味で刺激が少ないものなど、胃腸にやさしいおつまみを選びたいものです。

胃腸にやさしいおつまみを選びましょう
:豆腐や大豆製品、白身魚の煮物や刺身、チーズや野菜の牛乳煮、牛や豚のもも肉など脂身が少なく軟らかい部位や鶏のささみを使った肉料理、カリフラワー・キャベツ・白菜などの淡色野菜を加熱してやわらかくした料理などが、胃腸にやさしいおつまみです。

避けた方がいい食べもの
:塩味・辛み・苦み・酸味などが効いた料理、貝類やタコ・イカなど消化の悪いもの、ロースやバラ肉など脂身の多い肉、繊維の強い根菜類やアクの強い山菜類、ポテトチップスなどのスナック菓子などは、胃腸のために避けた方がいいでしょう。

 お酒を飲む機会が重なると、飲む量や食事をひかえめにしようと思っていても、つい飲み過ぎたり食べ過ぎたりして胃腸に負担をかけてしまいます。でも、胃腸はあなたの生涯の大事なパートナー。このシーズンは特に意識して胃腸を守ってあげましょう。

(「検診フォローアップ胃腸病「胃腸が疲れぎみ」といわれた方へ」監修水島和一郎、法研より)

【監修】
水島和一郎氏


水島クリニック院長・医学博士
1980年独協医科大学卒業。独協医科大学第二小児科学にて研修および助手。1990年横浜第一病院勤務北里大学非常勤講師。1993年国立横浜病医院小児科医長。1996年オーストラリア クイーンズランド州移植病棟研修及び同州医籍登録。1997年八王子東町クリニック勤務。2005年水島クリニック開業。

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