スマホの使いすぎは眼から全身、さらにメンタルも疲労させる?

頭痛・肩こりだけでなく、老け顔や中年体型の原因にも?

うつむいてスマホをする習慣がさまざまな老化の原因に! 睡眠障害や依存症の危険まで

「ストレートネック」から肩こりや寝ちがえも

 スマホやパソコンを使う時間が長く、肩が凝ってしかたがないと感じるときは「ストレートネック」という問題が起こっているかもしれません。

 体をまっすぐ起こした姿勢では、首の骨(頸椎)は前側にやや湾曲しているもの。ところが、スマホの操作などでうつむいた姿勢ではどうしても猫背になり、頸椎の自然な湾曲がなくなってしまうのです。
 これがストレートネックで、頭痛や肩こり、首の痛み、腕の痛みやしびれ、寝違えといった症状を引き起こします。

スマホで老け顔に? 顔のしわやたるみ、二重あごも!

 うつむいてスマホ画面をのぞき込む生活は、美容にもよくありません。顔の筋肉がたるんでしわができたり、口角が下がってほうれい線が出たりします。さらに首の筋肉にもしまりがなくなって、二重あごにもなりやすくなります。

 目を酷使するとドライアイや疲れ目が起こりますが、これも目の充血や目の周囲にくまをつくる原因になり、美容上もいい影響はありません。

スマホでおなかぽっこり? コリをほぐすストレッチを

 猫背は骨盤のゆがみにも影響し、腰痛や下半身のむくみにも関係してきます。また、姿勢の悪さはおなかぽっこりの中高年体型にもつながります。 つまりうつむいてスマホをする習慣は、いろいろな老化の原因になるといえるのです。

 あまりにコリや疲れをためこまないために、こまめに姿勢を正し、体操やストレッチで血行を促すといいでしょう。

目の疲れ、眼精疲労から体調不良の原因に

 目を酷使しているときはまばたきが減り、目の潤いが減りがち。それが「乾き・ドライアイ」として自覚される場合もあれば、物がかすんで見える、目が疲れる、ゴロゴロする、しょぼしょぼする、などのさまざまな症状になって出ることもあります。

 現代人の目は、スマホやパソコンの光の刺激に常にさらされているようなもの。頭痛や肩こりが、目の疲れ、眼精疲労からきている場合もあります。

 ドライアイの予防・改善は、長時間画面を見続けないこと、ときどき目を閉じて休ませることが肝心。特に目の疲れが出やすい夕方や夜間は、蒸しタオルなどを目の上に乗せて温湿布するなど、アイケアをこころがけましょう。

寝る前のスマホ習慣で睡眠障害? 引きこもりの要因にも

 部屋の電気を消し、ベッドの中でスマホチェック。誰でもやっていることですが、実はスマホの明るすぎる画面は脳に強い刺激をもたらします。
 「夜眠って朝起きる」という睡眠サイクルがスマホの明るい光でリセットされてしまい、まるで時差ボケのような「概日リズム睡眠障害」というタイプの不眠の原因にもなるとされています。

 こうした不眠から生活リズムが崩れてしまい、仕事や学校に行けなくなってしまうケースも見られます。スマホで昼夜逆転や引きこもりの生活になることもあるのです。

 特に、ストレスなどで寝付きが悪いときにはこうした影響を受けやすいもの。入眠前のスマホチェックは控えたほうがよさそうです。

依存症かなと思ったら、早めの対策を

 「スマホが手放せない」と感じている人は多いはず。でもそれが、自分にマイナスをもたらすことになっては困ります。こうしたスマホ問題のなかでも最も危険視されているのは「依存症」です。

 もし、「やめようと思っても、ついやってしまう」「スマホのせいで遅刻したり欠席したことがある」など生活に支障が出ているなら、ネット依存を専門に扱う病院や精神科、産業医、カウンセラーなどに相談しましょう。
 依存まではいかないけれど最近スマホ時間が増えているなら、一度スマホとのつき合いかたを見直すチャンスといえそうです。

(編集・制作 (株)法研)

コラムに関連する病名が検索できます。

アクセスランキング一覧

100件中 1件~20件を表示

  1. 1
    睡眠中の"よだれ"に潜む意外な健康リスク
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 朝、…
  2. 2 放置するとダニ・カビの温床に…寝具のお手入れ方法
    放置するとダニ・カビの温床に…寝具のお手入れ方法
    (編集・制作 (株)法研) 汗を吸い込んだふとんは、カビやダニの温床…
  3. 3
    好きなだけ食べても太らない!? 18時間プチ断食で食べすぎリセット
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 腹8…
  4. 4
    忙しい人に知ってほしい、質の高い睡眠をとるための快眠10か条
    (編集・制作 (株)法研) 午後10時から午前3時は睡眠のゴールデン…
  5. 5
    そのむくみ、病気のサインかも? むくみの原因と解消法
    (編集・制作 (株)法研) デスクワークばかりの運動不足はご用心…
  6. 6
    ストレスやイライラには『ハーブティー』!あなどれないハーブの効能
    (編集・制作 (株)法研) フレッシュ・ハーブは、心を癒す効き目たっ…
  7. 7
    歩くとツライ、外反母趾。大きめの靴を履くのはOK?正しい靴の選び方
    (編集・制作 (株)法研) 外反母趾の靴選び、自宅でできる運動療法な…
  8. 8
    Wi-Fiのせいで体調不良?「電磁波過敏症」ってなに?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと イン…
  9. 9
    トイレはどこ!?几帳面で神経質なタイプに多い過敏性腸症候群とは?
    (編集・制作 (株)法研) 外出先で突然、お腹を下す過敏性腸症候…
  10. 10
    正しく痩せる早道とは? 間違ったダイエットの落とし穴
    (編集・制作 (株)法研) 過剰なダイエットはやせないどころか、命を…
  11. 11 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    みぞおちの辺りの腹痛 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛? それとも、ほかの病気? …
  12. 12
    ヘルプマーク、ハートプラスマークなど、見えない障害を持つ人のためのマーク
    (編集・制作 gooヘルスケア) 外見からはわからない障害を抱え…
  13. 13
    内臓が悪いと口臭がキツくなる!? こんなニオイがしたら注意して!
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 口臭…
  14. 14 あなたは大丈夫? 使わないと衰える…脚の筋力とバランス力をチェック!
    あなたは大丈夫? 使わないと衰える…脚の筋力とバランス力をチェック!
    (編集・制作 (株)法研) (「ジャストヘルス」法研より) 脚…
  15. 15
    実はかなり他人にみられてる…背中・うなじニキビの原因と治療法
    シャツの襟からのぞく背中やうなじのニキビ。治らないとあきらめていません…
  16. 16
    虫刺され跡の茶色いシミをどうにかしたい!早く消す方法は?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  17. 17
    スマホの操作はトイレでやってはいけない
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 昔は…
  18. 18 「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    多くのツボが集まる手をマッサージすれば、自然にツボを刺激できる パー…
  19. 19
    生理が来ても妊娠の可能性がある? 妊娠初期に起こる出血の原因
    妊娠を望んでいる人にとっても、妊娠を望んでいない人にとっても、生理が来…
  20. 20
    焼肉やにんにくで疲労回復…実は逆効果!?栄養たっぷり新スタミナ回復食
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …

一覧