なりたい自分をイメージする『未来デザインシート』の作り方

「未来デザインシート」を作ってみよう

 

 1年後、10年後、30年後…未来の自分はどのような人生を送っているでしょうか。また、 どんな自分になっていたいですか。

 未来の自分をイメージすることは、不確定な要素もあってなかなか難しいものです。 けれど、ただ漠然とした毎日を過ごしていると、「このまま年を重ねていっていいのか…」など不安を感じたりします。

 今回は、なりたい自分・やりたいことをイメージし、あなただけの未来をデザインしていく『未来デザインシート』の作り方と、その活用方法をお伝えします。具体的にイメージすることで、なりたい自分へのステップを描くことができ、今、そしてこれからの自分に必要なことが逆算的に整理されていきます。

『未来デザインシート』の作り方と、その活用方法

■用意するもの
・ 書くもの
・ 付箋
・ 大きな白紙

<ステップ1> 思いつくままに書き出す
 「今後やりたいこと」「なりたい自分」などの実現させたい目標を、出来る・出来ないは気にせず、思いつくまま付箋に書き出します。「短期(1~2年後に達成したい目標)」「中期(5~10後に達成したい目標)」「長期(一生かけて達成する大きな目標)」を意識しながら書き出して、3つのグループに分類しておきます。

<ステップ2> 優先順位をつける
 次に、それぞれのグループごとに優先順位をつけていきます。最優先の重要な目標を一番上、無期限に引き伸ばしても影響のない目標は一番下にして並べ替えます。

<ステップ3>『未来デザインシート』の枠組みを作成する
 大きな白紙を横が長く、縦が短くなるように置きます。横は時間軸です。1年後、2年後、5年後、10年後、20年後、30年後…と書き込みます。そして、その下には時間軸に応じた自分の年齢や家族の年齢を書き込んでいきます。

<ステップ4> 『未来デザインシート』を仕上げる
 <ステップ3>で作成したシートの時間軸にそって、付箋を貼り出していきます。<ステップ2>で優先順位を高くつけたものから貼っていきます。「プライベート」「仕事」など、自分なりに分類しながら貼っていくとわかりやすいシートになります。

<ステップ5> 『未来デザインシート』の最終調整
 シート全体を眺めてみましょう。「この時期はもうちょっと頑張れそうだから追加したい」「家族が忙しい時期だから、少し減らそう」など、調整したい箇所があれば修正しましょう。例えば20年後に働き盛りの49歳を迎える頃、親は78歳で介護が必要になる時期だろうし、子どもは18歳でまだ手もお金もかかる時期…。「海の見える高台に家を建てる」という夢を実現するのは、子どもが社会人になった後かな…など

 これであなたの『未来デザインシート』が完成です!!

 さぁ、どんなシートが出来上がりましたか?書き出してみると大小さまざまなやりたいこと・なりたい自分があって、これからすぐに取り組んでいくべき課題が見つかったりします。また自分だけではなく、家族の年齢も一緒に辿っていくことで、ライフイベント(出産、子育て、介護など)に応じた“役割のある自分”を整理することにも役立ちます。折々に自分が作ったシートをアップデートして、自分らしいライフデザインに役立ててみてください。

【参考文献】中野敬子「ストレス・マネジメント入門」金剛出版、2005年

【執筆】
ピースマインド・イープ 鈴木 麻友


■ピースマインド・イープ株式会社
高度な専門性を活かしたメンタルヘルス関連サービスを提供。日本最大級のオンラインによる心理カウンセリングサービスを提供するほか、オフラインでも直営カウンセリングルームを全国展開し、数多くの方々のメンタルケアを支援しています。人間関係、仕事・キャリア、家族・夫婦、育児・教育など、誰しもが抱える悩みやストレスについて、専任のカウンセラー(臨床心理士・精神保健福祉士等)がお応えします。

・カウンセリングとは
//health.goo.ne.jp/mental/read/index.html
・健康用語
//health.goo.ne.jp/mental/yougo/index.html

その他のメンタルヘルスコラム