【マリンプラセンタ】マリンプラセンタ

 ご存知「プラセンタ」は、化粧品でブームを起こした、美肌成分をたっぷり含む哺乳動物(おもに人、豚、牛)の胎盤のこと。
「マリン」は、そのお魚版ということになりますが、卵を産むお魚には胎盤はありません…。
「魚には胎盤の代わりに、卵を守り育てる栄養成分に富んだ卵巣膜というものがあります。特に鮭の卵巣膜は動物プラセンタに引けを取らない栄養レベルなので、マリンプラセンタと名づけました」と、マリンプラセンタの製造販売元である(株)日本バリアフリー・江藤忠士社長。
 現在のところ動物プラセンタと同様に素材として利用できる魚は、鮭以外にはないそうです。したがって、マリンプラセンタとは鮭の卵巣膜と定義して良いようです。鮭の卵巣膜は、卵の粒々全体を包んでいる膜(筋子の薄皮部分)です。卵巣膜を取り除いたものがイクラです。

動物プラセンタにない栄養素も

 マリンプラセンタは栄養補助食品として開発されました。体の中からその栄養を取り込もうというわけですが、たとえば、
●グリシンというホルモンバランスを調節するアミノ酸をはじめ各種のアミノ酸、とくに食品でしか摂れない9種類の必須アミノ酸はすべて含む。
●お肌の健康に寄与するコラーゲン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸も含む。
●エネルギー代謝に関わるビタミンB1、神経伝達物質の合成を促したり月経前症候群や貧血を軽減するB6、造血や神経機能を維持するB12。ミネラルとしてはマグネシウム、カリウム、鉄、マンガンを含む。
 さらには、動物プラセンタにはない核酸、エラスチンを含むのも特筆もの。
 核酸は遺伝を正常に司る機能性成分で、細胞の老化を防いだり細胞の損傷を修復する働きがあるので、皮膚を美しく保ったり、がん予防に有効とされています。エラスチンはコラーゲン様物質で、皮膚組織の構造を支える役割を担っています。

抗加齢パワーにシワ改善効果も

マリンプラセンタの摂取効果が第三者機関のモニターテストで検証されています。
 モニターは平均40歳(38~42歳)の女性20人。うちマリンプラセンタを1日4粒(1粒250mg)摂取群と、プラセボ(偽物)摂取群に10人ずつ分け、8週間摂取してもらいました。モニターも計測者もどちらの群かはわからない、二重盲検法という精度の高い試験です。
「検査項目の一つは、IGF-1という加齢マーカーの変化です。これは加齢により低下する成長ホルモンなどに関わるインスリン様成長因子量を測定するもの。数値の上昇があれば客観的に抗加齢を意味します。マリンプラセンタ摂取群はIGF−1の増加がみられました」(江藤社長)

 

 もう一つの検査項目は、目尻のシワ係数の測定です。モニターのシワの度合いを5段階に分け、摂取8週間後の変化をみたものです。これも上グラフにあるようにマリンプラセンタ摂取群では改善されました。

 

なお、マリンプラセンタ摂取群の10人には、お肌(かさつき、はり、つや、シミなど16項目)と体調(むくみ、冷え性、肩こり、生理痛、生理不順など21項目)の変化を自己申告してもらっています。項目により程度差はありますが、概ねすべての項目で改善を実感しています。

 

原料の卵巣膜は国産の秋鮭から

 前述のような嬉しい効果がマリンプラセンタの何によってもたらされるのかは、現在のところ不明だそうです。天然の配合成分がそのまま抽出された栄養が、バランス良く体内で吸収されるからのようです。
「原料の鮭の卵巣膜は、産卵のため海から北海道・東北各地の河川に入る直前の鮭から採取しています。そのタイミングの卵巣膜が最も栄養成分に満ちているからです」(江藤社長)
 マリンプラセンタには30種類の女性のための栄養成分が入っています。手軽にサプリメントで補給できれば嬉しいですね。