【ピクノジェノール】ぴくのじぇのーる

 サプリメントに関心の高い読者なら、すでにご存知かもしれません。ピクノジェノールは、松の皮の成分。といっても日本の松ではダメで、フランス南西部(ボルドー地方と、ピレネー山脈の間)の大西洋岸。この土地の海岸松樹皮から抽出される成分のこと。また長年この成分の研究を重ねてきた、スイスのホーファーリサーチ社の商標名(ブランド名)になっています。
 「ピクノジェノールの構成成分は、水溶性の植物色素『フラボノイド』です。抗酸化作用などの働きで、老化や病気に効果のある重要な機能性成分。フラボノイドにはいろいろな種類があり、大豆のイソフラボンやぶどう、ブルーベリーのアントシアニンもその一種です。ピクノジェノールには、プロアントシアニジンなど40種類以上のフラボノイドが含まれており、その抗酸化作用は世界最強ともいわれています」(佐藤務先生)。

ピクノジェノールの正しい摂り方

 松の樹皮に体にいい成分が含まれることは古くから知られていました。16世紀、フランスの探検家がカナダを探検中、壊血病で隊員が全滅の危機に見舞われたときのこと。先住民から松の樹皮を煎じたお茶を与えられ、隊員が命を救われたという記録が残っています。
 その後の研究で、松の中でもフランス海岸松の樹皮成分が特別なことがわかってきました。
当地は1年のうち320日前後も晴天で、年中強い紫外線にさらされる地域。寒暖の差も激しく、厳しい自然条件です。そこで松は、自らが酸化されるのを防ぐため、樹皮に豊富なフラボノイドを保持して身を守っているのです。樹皮の厚さも、日本の松と違って、10センチ以上もあるそう。
「ただし、ピクノジェノールには類似商品が出回っているので要注意です。ホーファーリサーチ社の原料でライセンスを受けているなら、品質は確かでしょう。また、ピクノジェノールは単体で摂るより、ビタミンCやEと一緒に摂ったほうが、相乗効果で作用が高まるとされています」(佐藤先生)
 また、ふだんの食生活で基本的な栄養バランスを欠いては、いい成分のサプリメントを摂取しても十分に生かされません。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの必要量を満たしてこそ、改善効果が得られると心がけて。
「なお、ピクノジェノールの1日の摂取目安量は、体重1キロにつき1mg(60キロで60mg)。です。継続的に飲めば、体の若返りが大いに期待できるでしょう」(佐藤先生)
 

左から、ビタミンC、Eを配合「ピクノジェノール&ビタミンC+E」(60粒)7,350円/持田インターナショナル 毎日の摂取に「ピクノジェノール」(60粒)オープン価格/オリヒロ セレン酵母入り「ピクノジェノール‐PB」(60粒)3,003円/DHC

問い合わせ先/持田インターナショナル■0120-797-920 オリヒロ■0120-370-665 DHC■0120-333-906



お話を伺った先生 佐藤務先生/稲毛病院健康支援科部長、昭和大学医学部講師。ビタミン・ミネラルを中心に実践的な栄養学の専門家として知られ、日本サプリメント評議会の評議員もつとめる。著書に『サプリメントの「本当に正しい!」摂り方』(主婦と生活社)など。