美人メイクのポイント-眉と目元メイクのコツ|癒し系とデキル系

自分の個性を決定づける、眉と目元のメイクのコツ

なだらかなカジュアル眉と丸くかわいい目の「癒し系」、角度をつけたシャープな眉と切れ長の「デキル女系」

眉:眉頭、角度、色。組み合わせて自分のなりたいイメージをつくる

 「健康美人をつくるメイクのコツ」1回目は、ベースづくりのコツを紹介しました。2回目は、自分の個性を決定づけるといってもいい、眉と目元のメイクです。

 よく「眉は顔の額縁」といった表現が使われますが、実際に眉は形や色が違うと、同じ顔なのに輪郭や性格までまるで違って見えるくらい、印象を左右する重要な場所です。とくに眉頭は表情筋によって激しく動く場所で、眉頭の位置と角度しだいで個性がほぼ決まってしまうんです。
 たとえば、笑っているときは眉間の力が抜けるので、眉頭が離れてやや上がります。逆に物事を真剣に考えているときは、眉間に力が入るので、眉頭が下がって寄りますよね。その特徴を利用して、自分のなりたいイメージに眉を描くといいのです。

 つまり、ほんわか幸せそうな顔をつくりたいなら、眉頭を離して眉間を広めにとり、眉頭もやや上にとり、眉山までの角度をあまりつけないでおく。知的でシャープに見せたいのなら、眉頭をやや寄せて、こころもち下からスタートし、眉山まで角度をつけて描く。ちなみに、眉は角度をつけないと顔が平面的に見え、角度をつけると立体的に見えるんですよ。
 さらに眉の色は淡いとカジュアル&優しく、濃いとエレガント&シャープに見え、太さもやや太めだとカジュアルに、細いとシャープに見えるので、これらを組み合わせて自分のなりたいイメージを眉でつくっていけばいいのです。

●ハッピー癒し系の眉
 癒し系の顔を目指すなら、眉頭を離し気味にして眉間を広くとります。とはいえ、あまり広くとりすぎるとボーっとして見えるので、目頭と同じか、やや内側の位置を目安に描き始めます。色はソフトブラウン系がおすすめ。

●キリッとデキル女系の眉
 知的でシャープな顔を目指すなら、癒し系に比べて眉頭を下の位置にとって眉山との高低差をつくり、眉山まで角度をつけます。眉頭も癒し系より寄せますが、寄せすぎると気難しそうに見えるので注意を。濃いブラウン系で描くとさらにシャープ感アップ。

目元:アイライン、アイシャドウ、マスカラ。塗り方で表情ががらりと変わる

 ある化粧品メーカーの調査では、メイクで最も力を入れるのはアイメイク、と答えた人が全体の7割以上いたとか。「目ヂカラ」という言葉が生まれるほど、目のインパクトはその人の生命力、意志の強さ、輝きといった、魅力を表現する場所。たとえ癒し系といえども、目には力をプラスするのが今のトレンドです。
 ただし同じインパクトを与えるにしても、アイライン、アイシャドウ、マスカラの塗り方しだいで、表情がガラリと変わります。ここでは、「丸くカワイイ」癒し系と、「切れ長でシャープ」のデキル女系の二つのインパクトアイメイクをご紹介します

●癒し系アイライン
 アイラインのファーストステップは、癒し系もシャープ系も、まつ毛の間を埋める、隠しアイラインが大切です。とくに癒し系は「アイラインを入れました」感をあまり強調せずに、目をクリンとさせ、目ヂカラをアップできていいんです。アイラインが下まぶたににじみやすい人は、隠しラインをペンシルよりリキッドアイラインで入れるのがおすすめです。

●デキル女系アイライン
 シャープな目元をつくるときも、まず黒のアイラインでまつ毛の間の肌色を塗りつぶす隠しアイラインは同じ。さらに切れ長の眼差しをつくるために、目尻側を3~4ミリ斜め上へはみ出して横に大きな目をつくります。

●癒し系アイシャドウ
 可愛らしい丸い目を、濃淡3色のアイシャドウでつくります。ポイントは、まつ毛際にいくほど濃くなるように縦のグラデーションをつくること。アイシャドウはパール配合のものがおすすめ。オレンジやブロンズなど暖色系を使うとより癒し度がアップ。

●デキル女系アイシャドウ
 キリッと切れ長のシャープな目を、濃淡3色のアイシャドウでつくります。ポイントは目尻側にいくほど色が濃くなる横のグラデーションをつくること。アイシャドウはパール配合のものがおすすめで、ブルーやシルバーなど寒色系を使うとシャープ度がアップ。

●癒し系マスカラ
 目を丸く大きく見せるために、まつ毛全体を根もとからしっかりカールしておくことが大切です。

●デキル女系マスカラ
 目を切れ長に見せるために、まつ毛は根元から緩やかにカーブさせ、とくに目尻側のまつ毛は外側へ流れるようにカールしておくことが大切です。

 次回最終回は、チークと口紅のコツです。仕上がりをお楽しみに!

(編集・制作 (株)法研)

【執筆】
山崎 多賀子さん


美容ジャーナリスト
化粧品メーカー、女性誌の編集者を経てフリーに。スキンケアからメイク、健康・メンタル美容まで幅広いジャンルで取材を続ける。著書に自らの乳がん体験談や乳がん患者に役立つ情報をまとめた『「キレイに治す乳がん」宣言!』(光文社)、人気連載をまとめた『山崎多賀子の極楽ビューティ体験記』(扶桑社)がある。NPO法人キャンサーリボンズ理事。NPO法人キャンサーネットジャパン認定乳がん体験者コーディネーター。

その他のヘルシーウーマンコラム

この記事を見ているひとはこんな記事も見ています

美人メイクのポイント-チーク&リップメイクのコツ|癒し系とデキル系

今回の「健康美人をつくるメイクのコツ」は、「癒し系」と「デキル女系」のいよいよ仕上げです。1回目はベースづくり、2回目は眉と目元のメイクのコツを紹介しました。仕上げは、健康美に欠かせない血色や、女性らしいニュアンスを加えるチーク&リップメ... 続きを読む

一重や奥二重でもできる!自分の魅力を最大限に活かす、アイシャドウテクニック

最小限の量で最大限のキレイを実感できるナチュラルメイク。アイメイクもアイシャドウ1色でも立体的になり、目元が明るく輝く仕上がりにできます。一重や二重という形にこだわらず誰でも簡単にできるアイシャドウのナチュラルメイクメソッドをご紹介しま... 続きを読む

健康的な美肌に仕上げるベースメイクのコツ-くすみの隠し方

こんにちは。美容ジャーナリストの山崎多賀子です。さっそくですが、みなさんは、毎日しているメイクで、自分の魅力を存分に引き出せている、という自信はありますか?
習慣でなにも考えてない。昔から同じメイクをしている。こんな方も少なくないのでは?... 続きを読む

《着やせ眉》の角度は約30度

~ビューティー・ルネッサンスを迎えるために~ザビエル鈴木のやせて魅せるワザ 《着やせ眉》には角度と密度も大切
まぶしい季節です。太陽と共に、肌の輝き、足元からのボディラインと個性が光りだしました。... 続きを読む

女子力がぐんと上がる!眉マスカラ活用のポイント

眉毛は、第一印象を変える決め手となる部分です。細い眉毛の人だったり、太すぎたりすると、なんとなく顔とアンバランスに見えたりするものです。そうならないためには髪の毛の色と揃えたカラーでぼかしたり、ラインを引くことになりますが、眉マスカラを... 続きを読む

自眉を活かすと小顔になれる!本来の自分と出会う眉メイク

眉の形を整えるメイクから、自分の生えている眉毛にあわせてメイクする。眉メイクは顔の印象を決める大切なパーツです。自分の顔にあっていない眉メイクで顔を平坦に見せてしまったり、余計に大きな顔を作っていることもあります。自分の顔立ちにあった眉... 続きを読む

《眉》と目とのバランス

~ビューティー・ルネッサンスを迎えるために~ザビエル鈴木のやせて魅せるワザ 《眉》と目の位置とバランス
上で中顔とのバランスが良くわかったことと思います。ではさらに右図で眉と目の位置とバランス... 続きを読む

アイメイクの放置で「まつ毛ダニ」が寄生!? 目元ケアの新習慣

マスカラやアイラインで目元を強調するメイクは今や定番となりましたね! アイメイク次第で顔全体の印象が変わるため、目元のメイクは特に入念に行う、という方も多いのでは? しかし、目のまわりはとてもデリケートな部位です。アイメイクをきちんと落... 続きを読む

基本的な《眉の形》と《着やせ眉》

~ビューティー・ルネッサンスを迎えるために~ザビエル鈴木のやせて魅せるワザ 《眉の形》は3種類にわけられる
さて眉の位置関係がわかったところで、《眉》でやせて“魅せるワザ”について考えていきましょ... 続きを読む

中顔でもっとも形を変化させられる《眉》

~ビューティー・ルネッサンスを迎えるために~ザビエル鈴木のやせて魅せるワザ メークのファイナルアンサー《眉》
梅雨空は、傘を持つのがいやな小生としてはうっとうしい限りです。手荷物が増えると美しさが... 続きを読む