カラーパワーを上手に取り入れよう! プレゼンには赤、接待には茶色

装いから小物までTPOに合わせて、気持ちをコントロール

色にはそれぞれ固有な、心に与える影響があります。生活の場面に応じてそのパワーを使い分けましょう。

プレゼンテーションには赤、“接待”に使える茶色

 たとえば赤やピンク色のセーターを着ると気分が明るくなったり、ブルーのトーンで統一された部屋にいるとなんとなく落ち着いたりと、“色”は、日頃から私たちの心理にさまざまな影響を与えています。

 それぞれの色によって、活気づいたりクールダウンしたり、また変化を求める気分になったりと、気持ちの持ち方が違ってくるのです。各色の個性を知って、オフィスの会議やアフター5など、さまざまな場面で活用してみませんか。いくつかの色の個性をご紹介しておきましょう。

赤……パワーが目覚める“やる気カラー” 

 赤は、人間の本能的なパワーを目覚めさせる色です。「やる気カラー」などとも呼ばれ、自分の気持ちを前向きに盛り上げる効果を持っています。ですから、人前で自分や商品をアピールしたり、プレゼンテーションなどのときにぴったりです。また何かを始めたり、新しい仕事にチャレンジするときにも適しています。

 逆に、気分がふさぐときに赤色を見たり、身につけると、エネルギーがぐっと高まります。広島カープが、赤いヘルメット、ユニホームに一新して初優勝したという歴史が証明しています。

青……心身ともにクールダウン

 青色は高ぶる気持ちを抑えてくれる色。血圧や体温、呼吸数などを低下させ、興奮を鎮めてくれます。

 「赤い部屋と青い部屋」という実験では、被験者に同じ温度・湿度の赤と青の部屋に10分間ずつ入ってもらったのですが、青い部屋に入ったときの方が赤い部屋より体感温度が2~3度下がりました。こんな青色は不眠解消にうってつけ。パジャマや枕カバー、シーツなどに青色を使うと、リラックス効果もあるので寝つきやすくなります。

茶色……もてなし上手のホストカラー

 すこし地味な印象のある茶色ですが、堅実で安心できる人柄やイメージを感じさせ、相手に信頼感を与えることができます。

 それは茶色が大地や木の色だから。人間は大自然の色に接すると心理的にも生理的にも「ホッ」とするのです。そんな茶色は取引先を招き、おもてなしする接待などの場に適しています。相手をくつろがせ、もてなす気持ちを表わすには絶好の“ホストカラー”なのです。

 茶色の中でもオレンジが入った少し明るめの茶色は、親近感もプラスされます。接待の日のスーツやセーターなどに取り入れてみましょう。ところで、接待の最もタブーカラーは赤色。赤は緊張を高めて、失敗や粗相の原因になりかねないので、避けた方が賢明です。

紫……アイデア出しにぴったり。発想を刺激する色

 高貴で神秘的なイメージのある紫は、「積極性の赤」と「鎮静の青」という2つの色の力を併せ持っています。高い精神性を表し、感受性と直観力を高め、個性や独創性を発揮させてくれます。

 ですから、斬新なアイデアが求められる企画会議などのときにぴったり。新規事業を提案したり、商品を企画するときなどは、ファイルやノートなど、紫色のオフィス小物や文房具を使ってみるといいでしょう。「アイデア出し」のとき、一時的にテーブルクロスを紫色に変えてみるのもいいですね。

 ただし、この色は使いすぎると自分の価値観に固執して、協調性を損なうことも。長期的な使用は避けた方がいいでしょう。

赤と緑……目標達成をめざす補色

 たとえばお店の内装でも、カラーを変えると売上げ、集客が違ってくることがあります。目に見える色のインパクトはそれほど人の気持ちを左右するのです。このような効果を期待できる最も有効な組み合わせが、赤&緑の補色コンビ。

 この組み合わせは「強い願望・欲求・達成感」を意味します。この特性をいかして、会社での売上げ目標、達成目標のポスターを書くときも、意識して赤と緑の組み合わせを使ってみましょう。また、歯ブラシや文房具などの身の回りの小物に使ってみるのもいいですね。

(「健康のひろば」、法研より)

【取材協力】
木下代理子氏


カラーセラピー研究所所長
色彩と深層心理を研究、クレヨンを使う心理分析法(Human Color Counseling)を実施。個人から企業までのカウンセリング、講演・執筆で活躍中。著書に「色で変わる人間心理」。各種養成セミナーを開講。http://www.i-ro.jp

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