低インシュリンダイエットの方法と効果

低インシュリンダイエットのやり方

「GI値」の低いものを食べれば、やせられます! ダイエットの味方は、血糖値をゆっくり上げるスローフードです

今までの低カロリーダイエットでは、むしろ脂肪がつきやすくなるばかり。脂肪のつかない体をつくるためには、血糖値の急激な上昇をおさえることが大切だったのです。でも、血糖値を自分でコントロールすることなんて、できるものなのでしょうか?
「実は、食べ物によって、血糖値を急に上げるものと、ゆっくり上げるものがあるんですよ。血糖値をゆっくり上げるスローフードを選んで食べてやせるのが、低インシュリンダイエットです」
たったそれだけのことで、本当にやせられるのでしょうか?
「一日1200キロカロリーの低カロリー食と、1800キロカロリーの低インシュリンダイエット食を3か月間続けた場合、どちらがやせるか、という実験を行った結果、後者のほうが約5kgも多く減量できたんですよ」
しかも、便秘が治った、肌つやがよくなった、疲れにくくなったという実感もあるのだとか。これは今すぐ始めなければ!

血糖値をゆっくり上げる食材を選ぶのがコツ!

ダイエットの決め手となるスローフードは、どうやって見分ければいいのでしょうか。
「その手がかりとなるのが、GI値(グリセミック・インデックス)です」
GI値とは、食べ物が血糖値を上げる速度を相対的に表したもの。GI値が高い食べ物ほど血糖値の上昇が速く、低い食べ物ほど血糖値の上昇がゆっくりになります。血糖値がゆっくり上がれば、インシュリンの分泌も少なくなり、食べたエネルギーがじっくり使われます。そのため、おなかがすきにくく、必要以上に食べることを避けられるのです
。「健康のためには、食事はいろいろな種類のものをまんべんなくとるべきです。GI値が高いから炭水化物は食べない、ではなく、同じ食品群のなかで、これよりもこっちが低い、と比較しながら選んで食べてほしいですね」
たとえば、主食は白米より胚芽米、胚芽米より玄米……というように、よりスローフードにかえていくだけで、効果はてきめん。下のGI値の表を参考にして、バランスのよいやせる食事を、毎日の献立にとり入れましょう。

<食物リスト図>
■GI値(上からGI値の高い順)

●穀物・パン・麺類

食パン(95) フランスパン(95)
精白米(88)
うどん(85) もち(85)
ロールパン(83)
そうめん(80)
赤飯(77)
ベーグル(75)
クロワッサン(70) 胚芽精米(70)


パスタ(65) 玄米+精白米(65) 玄米フレーク(65)
中華麺(61)
ライ麦パン(55) 玄米(55)
そば(54)
全粒粉パスタ(50) 全粒粉パン(50) 麦(50)
玄米がゆ(47)


●野菜・いも類・くだもの

じゃがいも(90)
いちごジャム(82)
にんじん(80)


山いも(75) とうもろこし(75)
パイナップル(65) 長いも(65)
かぼちゃ(65)
パイナップル(65) 長いも(65)
栗(60)
バナナ(55) さつまいも(55)
ぶどう(50)
ごぼう(45)


メロン(41) 桃(41)
れんこん(38)
柿(37)
りんご(36)
キーウィ(35)
レモン(34)
オレンジ(31)
玉ねぎ(30) トマト(30)
いちご(29) えのき(29)
しいたけ(28) 長ねぎ(28)
アボガド(27)


キャベツ(26) 大根(26)
ブロッコリー(25)
こんにゃく(24)
小松菜(23)
もやし(22)
ほうれんそう(15)

●肉類・魚介類・豆類

こしあん(80)
つぶあん(78)


ちくわ(55)
かまぼこ(51)焼き豚(51)
ツナ缶(50)


ハム(47)
豚肉(46)ソーセージ(46 厚揚げ(46)
かき(45)ベーコン(45)鶏肉(45)ラム(45)あずき(45)
うなぎ蒲焼き(43)油揚げ(43)
ほたて(42)豆腐(42)
まぐろ(40)あじ(40)えび(40)いか(40)いくら(40)
納豆(35)


大豆(30)枝豆(30)
アーモンド(25)
ピーナッツ(20)


●乳製品・卵・海藻類

加糖練乳(82)
アイスクリーム(65)
生クリーム(39)
クリームチーズ(33)ドリンクヨーグルト(33)
マーガリン(31)
スキムミルク(30)バター(30)卵(30)
低脂肪乳(26)
牛乳(25)プレーンヨーグルト(25)
ひじき(19)
昆布(17)
もずく(12)


●砂糖・菓子

麦芽糖(105)
氷砂糖(100)
上白糖(99)
チョコレート(91)


大福もち(88)
ドーナツ(86)
ショートケーキ(82)
ホットケーキ(80)
みたらし団子(79)
クッキー(77)
ハチミツ(75)
メープルシロップ(73)


クラッカー(70)
プリン(52)
ゼリー(46)


果糖(30)


GI値リストは、HSL健康科学研究所ホームページのデータによる。
※空腹時摂取後30分の血糖上昇率(ブドウ糖を100とした場合)および食品100g中の糖質含有量により算出

 

“やせる朝食”は、どっち?

  • A.397kcal

  • B.605kcal

  •  

答えは……Bです!
Aは、一見ヘルシーなメニューだけれど、高GI値の食パンが主食。砂糖もGI値がかなり高めなので、砂糖入りのいちごジャム、砂糖入りの紅茶はバツ。バナナもくだもののなかでは高いほう。で、カロリーが少ないわりには「太るメニュー」。
Bは、種類が多く、栄養もバッチリ。カロリーはAより高いのですが、ライ麦パン、卵、ソーセージ、サラダのグレープフルーツや生野菜と、いずれも低GI値のものばかり。それに砂糖なしのミルクティー。で、「太らないメニュー」。

(編集・制作 (株)主婦の友社)


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