すっぽんぽんダイエット

全裸で美容!?

 「すっぽんぽん」とは文字通り「裸でいること」をいいます。しかし、裸がダイエットに効果があるのか? といわれると、まったく「???」だと思われるかもしれませんね。また、たとえ効果があるとしても、それを実践できるかどうかは別問題です。おそらくできる人は少ないでしょう。というのも、家に同居人がいると、裸でうろうろすることなどできないからです。だから、この方法はひとり暮しの人にしかできないかもしれません。

 あの有名なセレブ女性、叶姉妹の恭子さんもお部屋では全裸でいるように心がけているそうですよ。でも何のために? そりゃあ美しさを保つためです。全裸は美容にいいのです。

 そこで、今回は全裸が美容にどのようによいのかを検証してみることにします。

ダイエットに重要なのは基礎代謝を上げること

 みなさん、ダイエットにとても重要なものがあるのですが、それが「基礎代謝」であることをご存知の方はどのくらいいるでしょうか? 基礎代謝とは人間が体温を維持したり最低限の生命活動をするために必要なエネルギー消費のことです。またこれが、人によって消費量に違いがあるのです。たとえば、男性は女性より基礎代謝が高く、筋肉質の人は脂肪太りの人より基礎代謝が高い、というようにです。というのも、筋肉が体の大半の熱を作り出す器官ですから、筋肉が多いほうがカロリーをたくさん燃焼させてくれるのです。だから、男性や筋肉質の人のほうが太りにくいわけですね。

 さて、基礎代謝にさらに重要なのが「室温」です。室温が高い夏はそれほど熱を作り出さなくてもよいので、基礎代謝が低くなり、室温が低い冬は熱をたくさんつくらなければならないので基礎代謝が高くなるという現象が起こります。つまり、夏よりも冬のほうがカロリーがたくさん燃やされるということです。

 はっきりいうと、“太り体質”か“やせ体質”かは、“基礎代謝が高い人”か“低い人”とほぼ同意語ととれます。だから、やせ体質をキープしておきたければ、基礎代謝が高い人にならなければならないわけです。そのためには筋肉を鍛えることも重要ですが、室温を低い状態にして、体から熱を奪っていかなければなりません。すると体は熱を作り出そうとして基礎代謝が上がり、やせ体質に変わることができるわけです。

基礎代謝を上げるすっぽんぽん

 私たちの場合、基礎代謝の調節は、「甲状腺ホルモン」によって管理されます。甲状腺ホルモンが多く分泌されると「脂肪を燃やして熱を作れ」という指令の元に、基礎代謝が高い人になります。このホルモンの分泌が少ないと、基礎代謝が低い人になってしまい、太り体質になってしまいます。つまり、甲状腺ホルモンをたくさん分泌させる体質になることが重要ということがわかりますが、そうするためには裸でいることが効果的なのです。

 裸でいると、常に熱が奪われます。夏でも冬でもそうです。すると体は「基礎代謝を上げる」ように反応します。つまり甲状腺ホルモンがアップするわけです。これで太り体質からおさらばです。

 「裸でいると寒い」という人は、体が温まる程度にお部屋で腹筋や腕立て伏せなどのエクササイズをすることをおすすめします。裸でお部屋掃除というのもいいかもしれません。とにかく裸でいることが基礎代謝を上げてくれるのです。

 ちなみに、人は寒くなるとぶるぶる震えますが、これは筋肉にわざと収縮を起こさせて、熱を作らせようとする体の防御反応です。ですから、かぜをひかない程度に、裸になって少しくらい寒い思いをしたほうが、ダイエットによいということがわかります。しかも、裸でいる習慣がばっちりつくと、かぜをひきにくくなり、健康にもいいんですよ。


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全裸は美容にいい!? 今回は全裸が美容とダイエットにどのようによいのかを検証してみましょう。


部屋に等身大の鏡を置こう

 裸でいることのもうひとつの意味はダイエットの意欲を高めることです。よく考えてみると、自分の全裸を見るチャンスといえば、せいぜいお風呂に入るときくらいのものです。しかし、そこでは自分のプロポーションをはっきり見ることができません。

 まあ、もちろん、自分の醜い姿を見たくないという気持ちもあるでしょうが、現実は直視しなければなりません。だから全身を映し出すくらいの大きさの鏡を買うのです。全裸でいる意味はそこにあります。たるんだお腹、大きなお尻、太い脚、太い腕などを全裸状態で鏡で映せば、きっと「ダイエットがんばろう」という気分になれるはずです。そのモチベーションには、おそらく、全裸を直視しない場合と比較して大きな差が出るでしょう。やはり、鏡に映し出された自分の姿というものは、相当心にこたえるものですから。

 だから、本気でダイエットをしようとするなら、そのくらいの覚悟をしようと言いたいのです。毎日裸で部屋を歩き回り、鏡に自分の姿を映し出す。ただそれだけでいいのです。ただそれだけのことがあなたのダイエットライフで、くじけない心を作ってくれるはずです。

できるだけ薄着をしよう

 女性の冷え性の人は男性にくらべて圧倒的に多いです。これにはいろんな理由がありますが、筋肉の量に差があることが大きな原因です。体の熱の大半は筋肉が生産していますから、筋肉がないと多くの熱を作れないために「寒がり」になってしまいます。ですが、薄着でいることで、体を動かしていなければ寒くていられません。ぶるぶる震えたりもするでしょう。いずれにしても体は熱を作ろうとします。これはいわば半強制的に筋肉を収縮させることになり、半強制的に運動をさせられている状態です。

 だからダイエットにはよいのです。ちょっとした工夫ですが、少しだけ薄着をする。ただそれだけのことでずいぶんとダイエット効果に差が出ます。家ではおもいきって全裸、そして外出するときはおもいきって薄着にし、そしてその寒さに負けないように、しっかり歩いたり、階段を登ったり、たまには駆け足をしてみる。そういう心構えがあなたをやせ体質に変えてくれます。本気でダイエットに挑むのでしたら、このくらいのこと、できますよね、みなさん!


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夏でも冬でも、裸でいると、常に体から熱が奪われます。すると体は「基礎代謝を上げる」ように反応する、すなわち甲状腺ホルモンがアップ。すっぽんぽんでいることで太り体質からもおさらばできるのです!


コミック画像

くれぐれも誤解のなきよう注意して!
マンガ・野村ポレポレ



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