股関節の歪みなおしの方法と効果

1日10回でOK「腰割り」の仰天効果

相撲の腰割りが股関節を強化する

 股関節の機能を高めるためにおすすめしたいのが「腰割り」です。相撲にくわしい人ならわかると思いますが、腰割りは相撲の基本の稽古。シコや股割りといった稽古もありますが、いずれも腰割りができなければ、うまくやることができません。それほど腰割りは重要な稽古なのです。

 股関節の機能が高まると、数多くの利点が生まれます。体の要の部分がしっかりするので、重心が安定してきます。筋肉の使い方のバランスがよくなり、腰や膝に負担をかけることがなくなるので、腰痛や膝痛などの関節痛も解消できるはずです。骨盤の歪みも矯正されてきます。骨盤と脊椎の配置もよくなり、腹筋や背筋、体を支える骨格筋にも過度の負担がかかりません。体全体が動きやすくなり、疲れにくくもなるのです。

 腰割りは内臓にも好影響を与えます。股関節周辺の血流がよくなるので、腸の働きも活発化。消化不良や便秘などのトラブルも緩和してくるはずです。下半身の血行もよくなるので、女性に多い冷え症の改善も期待できるでしょう。また、リンパ液の流れが活性化することにより、むくみにくくもなります。免疫系も活発になるので、細菌などの外敵に対する抵抗力も高まるのではないでしょうか。

 こうした効果が期待できる腰割りは1日10回でOK。一度やってみれば、股関節周辺の筋肉が刺激されるのが実感できると思います。腰割りは1日10回が基本ですが、最初はそれ以下でもかまいません。焦らず、ゆっくり回数をふやしていくことが大事です。

注意点としては、腰はゆっくり落とし、膝と腰の高さが同じくらいになった位置で止めること。それ以上落とすと、膝への負担が大きくなってしまいます。以上のことをふまえて、やってみましょう。

初級編

1.つま先をなるべく外側に開き、肩幅以上に両足を開いて立つ。背筋はきちんと伸ばす
2.背筋を伸ばしたまま、腰を膝の高さまでゆっくり落としていく。つま先と膝頭は同じ外側方向を向くようにする。1日10回が目安



上級編

1.初級編の1の動作と同じだが、今度は両腕を組む。そうすることによって、股関節により大きな刺激を与えることができる
2.初級編と同じように、背筋を伸ばしたまま、腰を膝の高さまでゆっくり落としていく。最初から無理してやらないこと



(編集・制作 (株)主婦の友社)


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