いまさら聞けない!医師20代平均年収<br />

臨床研修医時代

 2015年現在行われている臨床研修制度とは、医師の総合的なプライマリケア能力の確保等の名目で2年間研修を受ける事を義務化した制度で、医科では2004年にスタートしました。それまでの俗称でよばれるところのアルバイトに頼らざるをおえない、研修医の劣悪な収入環境改善も行われました。その結果2003年では研修医の平均収入が265万だったのに対し2004年では365万と100万円増額した事が2005年の日経メディカルに掲載されています。2013年の政府統計の総合窓口 賃金構造基本統計調査では月収385,900円、賞与はありませんでした。これを一般サラリーマンの平均年収はと比較してどうなのかと言うと、2013年の国税庁の民間給与実態調査によると20から24歳までの平均年収は246万円であることから同じ年代で比較するとやはり高収入であると言えます。
 

後期研修医時代

 後期研修医と言う言葉は、実際には存在しません。病院や業界で通例で呼んでいる用語です。臨床研修を終え、進路を決めた3年から5年の医師を指します。最低年齢で医師になり5年が経過すると29歳となりますので20代の医師の収入と言うカテゴリ―でくくった場合、臨床研修医とこの後期研修医時代の収入という事になります。平均収入は2013年の政府統計の総合窓口 賃金構造基本統計調査では月収555,400円、賞与は344,400円でした。特徴的には月収は高いのですが賞与が低いという事が言えます。これは基本給以外の手当部分が医師の収入の多くを占めているということを表しているのかもしれません。事実、他の職種に比べ残業時間が不定期であるということも医師の特徴です。不定期と言うのは患者さんの容体によっては泊まり込みなどもあり得るということです。
 

勤務先による収入差

 全体的な収入は医師がどの事業所に勤めることになるかで大幅に変わります。各職業別の年収を比較するサイト、年収ラボによると大学の医局に残った場合は600万くらい、市中病院では800万から1000万、僻地ではさらにその1.5倍程度という調査結果が出ています。大学に残ることが一番収入が低いのですが、豊富な臨床例や最新の研究、医療設備が提供されること、学会発表のチャンスなど医師としてのメリットは大いにあります。逆に医療過疎地帯では、症例数の少なさというハンデを負いながらも、地域住民の要望として医療知識は万全を求められます。医師の数が少ない、自治体によっては地域に医師一人という場所も存在します。ですから、ある程度経験を積んでから僻地医療に臨む方が宜しいでしょう。症例数は少ないですが、患者と密接した関係から、充実感を味わう方もいらっしゃいます。
 
 20代の医師の平均収入は2013年の政府統計の総合窓口 賃金構造基本統計調査で10人以上の事業所規模の場合・20歳から24歳の医師、ですから24歳の医師ということになりますが年収4,630,800円賞与なし、25歳から29歳では年収7,009,200円、賞与344,400円となっております。全ての職業で20代後半の平均年収は339万円です。やはり医師は高収入な仕事ですね。
 
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