失敗しない医師の転職活動スケジュール

医師が転職をする理由

 医師は国家資格を持ち、安定した職業とされています。他の業種に比べ、転職の動きは激しくはありませんが、医師が今いる職場を退職し、新しい職場に行きたいと考える動機は様々です。
 
 (1)収入をもっと上げたい
 (2)職場が激務で体力がもたない
 (3)職場環境が悪く人間関係がギクシャクしている
 (4)もっとスキルアップ、キャリアアップしたい
 (5)結婚・出産・育児・家族の介護等の要因でライフスタイルが変化した
 (6)病気等で仕事ができない
 
 等が考えられます。

今の職場を退職できるのか

 都市部を除けば、慢性的な医師不足が続いているため、転職先は見つけやすい業界とはいえます。逆に言えば、病院側としては医師を手放したくない場合が多いので、医師自身に問題がない限り、簡単に退職してほしくないというのが本音でしょう。医師の退職により抜けた穴は、別の医師が穴埋めをするか、新たに求人をしなければなりません。
 
 医療業界は狭いので、退職にまつわるトラブルなどのウワサは広まりやすいです。転職を考えている医師は、現在の職場をできるだけ円満に退職できるように、余裕を持ったスケジュールと行動が大切です。

転職活動の期間

 転職活動は、転職を決意してから始まります。慢性的な人手不足の職場な場合は、すぐに退職できるわけではないので、退職にむけての交渉期間も考慮する必要があります。また、家族がいる場合、特に夫婦間で転職に関する了解を得る必要があります。
 
 医師の求人が増える時期は3月と10月です。この時期は退職者や人事異動が多いため、転職先の候補が増えます。ただし、応募数も多くなりますので、より好条件の案件を見つけるために、あえてこの時期を避けるという場合もあります。
 
 転職活動のゴールは、今の職場を退職してから新しい職場で働き始めることですが、実際の転職活動の期間は、退職日から逆算して、3ヶ月〜6ヶ月程度と考えれば、余裕のある転職活動に臨めます。
 

転職活動のスケジュール

 転職を決意したからといって、いきなり求人に応募するわけではありません。転職後のキャリアプランを考えたり、転職情報の収集などを行います。転職活動で必要となる履歴書や職務経歴書をある程度作成することで、自身のスキルや経歴を客観的に捉えることができます。
 
 医師専門の転職コンサルタント等を利用すると、より自分の希望に合う形での情報提供を受けることができます。求人広告だけではわからない、転職先の実態をつかむことは、転職後のミスマッチを防ぐ上でも重要です。また、現在の職場で働きながら水面下での転職活動となるため、情報収集の時間もとりにくいと考えられます。また、転職に関するアドバイスを受けることによって、なぜ転職をするのか、転職してからどうするのかといったことを冷静かつ客観的に考えることができます。
 
 実際の転職活動は、退職日から逆算して3〜6ヶ月程度前から開始すると、様々な求人を比較検討することが出来ます。
  
 転職先から内定を受けた後、現在の職場の退職交渉をします。職場の状況にもよりますが、引き継ぎや代わりの医師を探すことを考えると、1〜3ヶ月くらいの退職準備が必要です。この退職準備期間に、新しい転職先で勤務形態や待遇、診察の進め方等について事前の打ち合わせをしておくと、転職後の勤務がスムーズに始められます。
 人の健康や命に関わる仕事である医師は、転職をする際にもできるだけ患者や職場に迷惑をかけないように、円滑に進める必要があります。急な事故や病気の場合で退職せざるを得ない場合は別として、より良い働き方を得るための転職活動の場合は、少なくとも3ヶ月以上の期間を設け、余裕のあるスケジュールで準備を進めましょう。
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