お給料の悩みは転職で解決するのか<br />

私の給料、少ないかも

 看護師は高給と言われることもありますが、実際はどうなのでしょうか。
 厚生労働省の調査によると、平成25年の看護師の平均年収は、472万円です。
 
 世間一般から見れば決して少ない額ではないものの、仕事のハードさや責任の重さ、残業や夜勤があることを考えると多くはない、と不満の声も聞かれます。
 また、看護師は資格職ということもあり、新卒では比較的高収入な部類に入りますが、キャリアを積んでも給料が伸び悩むことが指摘されています。
 
 同じ看護師でも自分より高い給料を目にしたり、今の仕事が給料の割に合わないと感じると、高収入の職場が気になってしまいますね。
 
 あなたの年収は、平均と比べていかがでしたか。

給料の比較は難しい

 先述の平均年収は、管理職や長く勤めている人も含めた平均値なので、年齢にもよりますが平均値を下回ってしまう人も多いはず。また、都市部と地方でも収入格差があり、地方では都市部と比較して給料が低い傾向にあります。
 
 そして、求人広告を目にすると基本給の高い職場を高収入の職場と捉えてしまいがちですが、看護師の世界では、基本給だけで比較することはできません。
 
 月収に差が出るのは、夜勤手当です。夜勤手当の額と夜勤の回数は職場によって異なります。体力に自信がある人は、夜勤専従で高収入を狙えるかもしれません。
 
 そして、残業がどのくらいあって残業手当は働いた分もらえるかどうかも、職場によって差があり重要なところ。
 
 また、年収に差が出るのはボーナスです。ボーナスがない職場から年間で基本給の6ヶ月分以上支給される職場まで、かなり幅があります。
 細かいところでは、住宅手当の金額、交通費の支給額、有給休暇消化率なども手取りに影響してきますので、一概に給料を比較するのは、難しいといえます。

今の職場にとどまった方がいい場合

 さて、ここまで月収と年収の話をしてきましたが、退職金を考えるとまた話が変わってきます。
 
 一般的に退職金は勤続年数3年以上の職員に支給され、5年、10年と勤続年数が節目を迎える度に支給の割合がアップします。
 そのため、タイミングによってはもう少し今の職場にとどまって退職金をもらってから転職した方がいいということになります。
 そもそも、退職金の支給額も職場によって差があるので、長い目で見るとどちらがお得なのか注意する必要があります。
 
 また、結婚や出産を機に辞めるナースも多いですが、結婚祝金や出産祝金は通常、1年以上勤めている職員がもらえるなどの条件がついています。
 せっかく手当をもらえるなら、転職を急がずにもらってから辞めるという手もあります。

「高収入」の落とし穴

 高収入の職場は給与以外にも、経営が安定している、看護師の人件費を惜しまない、といったメリットが考えられます。
 
 一方で、高収入をうたっている職場の中には、一見高収入に見えても実は基本給が高いだけで諸手当やボーナスは少ない職場や、残業が多いなどの理由から給与を高くしないと人が集まらない「ワケあり」の求人も紛れています。
 
 また、高収入で条件のいい職場は競争率も高いので、希望しても転職できない可能性もあります。
 
 収入はもちろん大切ですが、給料だけで転職先を決定して後悔することがないように、下調べは念入りにしましょう。
 給料への不満は職場への不満になりがちです。
 せっかく仕事をするなら、仕事に見合った収入の職場で働きたいですよね。
 ただ、一見高収入の職場でも、思わぬ落とし穴があることもあります。
 転職するなら実際の手取りや職場環境もしっかり下調べをして、給与アップを目指しましょう。
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