50代の看護師に期待されるスキルとキャリアパス

看護師としての50代

 50代の看護師は、定年退職年齢を60歳とした場合、退職までの10年を50代の看護師は、定年退職年齢を60歳とした場合、退職までの10年ほどの期間を最終的な目標、あるいは自ら設計したキャリアパスを達成するまでの貴重な時期にいるといえます。また、技術、知識、経験ともに培ってきたスキルを発揮できる年代でもあります。
 
 周囲からは、その安定したスキルで職場をリードすることやサポートすることを期待され、後輩たちを育成する力にも期待される年代です。プライベートでも落ち着き、自分のためのキャリアパスを遂行することに集中できる年代といえます。

50代の看護師に求められるスキル

 50代ともなると、どの職業でもベテランと呼ばれる年代で、定年という文字が頭をよぎる時期でもあり、体力的にも若い人に比べると劣ってきます。
 
 反面、精神力や知識、経験は若い世代の看護師に比べ、はるかに積み重ねたものが多く豊富な経験 優れた技術を持っています。その上、医師などの上長や患者などとのコミュニケーション力も経験によって培われ、信頼に足るものになっています。キャリアパスにも表れるように、多方面で自ら進んで判断、リードし行動することを求められるようになります。

キャリアパスにおける50代の看護師の位置

 病院によっては、看護師としてキャリアをスタートさせたとき、自らのキャリアをデザインしたキャリアパスを支援する体制が作られています。
 
 それにより、自己啓発やOJTなどの教育プログラムを経て、ジェネラリスト、さらに看護師長などの看護管理者、あるいは専門看護師・認定看護師としてのスペシャリスト、臨床研究者と目標を設定し、キャリアをアップさせることができます。
 
 50代の看護師は、その構築したキャリアパスの中でも最終目標のキャリアへ近付き実行できる年代といえます。また、後続の後輩たちを教育する、人材育成に携わる立場にあるといえます。

50代の看護師に求められる人材育成の力

 病院側は、キャリアパスによって看護師の管理責任者、特定の専門分野でのスペシャリスト、臨床などの研究者とそれぞれ構築したキャリアへ進んでいくことへの支援を行いますが、特に50代の看護師には自ら考察し、実践する人材であることを求められ、後続のナース教育への期待も大きくなります。
 
 ジェネラリストの看護管理者にしろ、スペシャリストにしろ、50代の看護師はキャリアアップを実現しトップに立つとともに、人材を育成することが大きな役目になってきます。
 50代の看護師に求められるスキルは、それまで培ってきた豊富な経験や知識、確かな技術を率先して発揮することはもちろんですが、自分でデザインしたキャリアパスによりステップアップした位置において、後続の人材育成をすることが大きく求められます。病院としては、優秀な人材としてのナースが不可欠必要不可欠となるからです。
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