看護師が年収アップするなら資格を取って転職が近道

看護師の年収は変動しにくい

 看護師は医療従事者に分類される職種の一つで、看護師資格を持った者でなくては行えません。そのため、看護師というだけで他の職種に比べると年収が高い傾向にあります。
 
 しかし、看護師によって給料には差があり、場合によっては50%以上の差が付くこともあります。片方が看護師長で片方が准看護師ということになればそれ以上の差がつくでしょう。ただ、同じ病院内で大きな差がつくというよりは、職場そのものの給与差というのがこの年収の差に大きく影響してきます。
 
 人事院による「2009年 職種別民間給与実態調査」によると、医療関係者のなかで給与の上昇率が低いのが看護師です。さらに、給与における基本給の割合が低く、基本給が多少上昇したところで、年収にあまり影響してこないという実態もあります。
 

看護師の年収が上がるケースとは

 看護師の年収が上がるには、いくつかのパターンがあります。
 
 簡単なのは「夜勤を増やす」方法です。看護師は他の職種に比べて夜勤が多く、常に一定の夜勤の看護師を確保するために夜勤手当は高めに設定されています。そのため、夜勤による給与の上昇分は無視できず、夜勤専従の看護師などは昼勤務の看護師に比べると年収で大きな差がでてきます。
 
 ほかには、管理職への昇進や勤務年数による昇給、資格による昇給などがありますが、同じ職場の中での変化としてはそれほど大きなものではありません。
 
 一方、大きな年収アップを達成するケースで多いのが転職です。同じ病院内にいても年収の上昇率は低いままなので、大幅な年収アップは望めません。そこで、もっと大きな病院などの条件の良い職場に転職する事で年収アップを達成します。
 

条件の良い職場に転職するためには

 条件の良い職場は当然人気があります。そのため、競争率が高く簡単には採用されません。採用される看護師は、十分な経験とスキルを積んでいるか、何らかの資格を持っているケースが多いです。
 
 大きな病院や高い給料を払える職場では、看護師不足の看護師業界でもある程度人を選ぶことができます。そこで、病院としての看護体制を強化する上でも高いスキルを持った看護師を求めている傾向にあります。
 
 経験や実績は今の職場でしか積むことができませんので、この職場では経験を積めないというのであれば、給料よりもスキルアップを重視した転職をしてみるのも手でしょう。また、認定看護師などの資格をとることができれば、転職時に強いアピールができるようになります。
 
 看護師は給料の上昇率が低いからと諦める必要はありません。看護師はどの病院でも足りておらず、常に高い需要があります。また、病院によって求められる看護師のスキルも違います。
 
 無理に一か所で頑張ろうとする必要はありません。看護師の需要に合わせたスキルと実績を積み重ねることで、転職による大幅な年収アップが期待できるでしょう。
 
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