子育て中の看護師が家庭と仕事を両立するための働き方とは

まず大切なのは保育施設の確保

 看護師として働くために、重要なのは子どもを預ける保育施設の確保です。住んでいる地域によっては待機児童があふれ、すぐに認可保育園には入園できない、4月入園を逃すと難しいといった状況となっています。
 無認可保育園へ預けることもできますが、安全性に問題があったり、保育料が高額だったりする施設があるのが実情です。多くの病院では、保育室を設けており、夜勤の勤務に合わせて、24時間の対応を行っているところもあります。出産や育児などを機に退職し、新たな勤務先をして復職する場合には、保育施設の体制をチェックしましょう。

日勤のみで働きやすい施設とは

 日勤のみで家庭と仕事のバランスを取った働き方をしたい場合、クリニックや訪問看護、企業での勤務が想定されます。
 クリニックでの勤務は夜勤がなく、日勤のみというところがほとんどです。クリニックでは、少人数の看護師での対応となるため、先輩看護師や同僚に相談できず、即座に判断を迫られる場面があります。規模の大きな病院と異なり、院内教育の機会があまり設けられていないことからも、3年以上の臨床経験があることが望ましいでしょう。注射や採血を頻繁に行うクリニックでは、手技のスキルが高い人が重宝されます。ただし、クリニックは人気があり長く務める人が多く、募集が出るとすぐに決まるケースがほとんどです。
 訪問看護の仕事は、訪問看護ステーションに勤務し、患者の自宅等を1日4~5件ほど訪問します。夜勤や休日出勤が発生することもありますが、日勤が中心です。以前は3~5年以上の臨床経験が求められていましたが、大手企業の運営する訪問看護ステーションを中心に、教育制度を充実させ、経験年数が浅くても採用するケースが増えてきました。
 大手企業を中心に、医務室などに勤務する産業看護師という仕事もあります。一般的な会社員と同様の勤務時間ということもあり、人気があります。3年以上の臨床経験が必要とされる求人がほとんどです。

パート勤務という選択肢もあり

 もしも正社員にこだわらないのであれば、パートでの勤務も検討してみましょう。病院の病棟勤務では、パートは日勤だけの勤務や週3日程度の勤務が可能な病院もあります。ただし、病棟で担当患者を持つと、残業が発生しやすく、正社員と責任や仕事量が変わらないこともありますので、担当する業務内容を確認しておくことが大切です。訪問看護ステーションでは、担当患者が決まっているケースがほとんどです。受け持ち先を調整し、パート勤務が可能な施設もあります。

人材紹介会社を活用しよう

 子育て中の看護師では、院内の保育施設の有無や勤務時間、残業の有無など、復職や転職にあたって、家庭と仕事を両立するために、就業先に対して求める希望条件が多くなりがちです。看護師の転職を扱う人材紹介会社に登録すると、条件に合った施設の紹介を受けられ、自分で探すよりも多くの求人案件に触れる機会を得られます。キャリアコンサルトから、転職先についてのアドバイスがもらえることもありますので、人材紹介会社の利用も検討してみましょう。
 子育て中に看護師として働く際には、やりがいやキャリアを求めるのか、勤務時間を優先するのか、自分の中で明確にしておきましょう。夫や両親など、子育てをサポートする人がいるかどうかによっても変わってきますので、家族でも話し合っておくことが大切です。
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