体の中から治したい・内科医になるすすめ

1.内科と外科の違いってご存知ですか

 私たちの生活に最も身近ではあるけれど混合してしまっているもの、それが内科と外科です。ハッキリと違いを聞かれても漠然としたイメージはついても、言葉にするのは少し難しいかもしれません。
 
 内科は薬などを使って体の中から治療し、外科は手術など外から力を加えて悪い部分を取り除いたり治したります。同じ疾患であったとしても、治療方法で外科と内科に分けられることもあるのです。内科を初診していても、外科治療の方が向いていると判断される場合もあります。
 
 人の病気は重度や症状によって様々です。すべての人の症状に合った治療を行う上で、外科と内科は切っても切れない関係なのです。

2.内科はすべての疾患を振り分ける場所

 内科医は患者さんを診察し治療を行う以外にも、初診の患者さんの症状を見て他の科へ振り分けをする大事な役割を担っている場所でもあります。患者さんは自分の症状が一体どこの診療科に行けばいいのかということをハッキリと判断できるわけではありません。
 
 あらゆる症状の患者さんを診察して、的確な治療を受けることができる専門科へと誘う診断業務なのです。そのため幅広い知識や経験が必要となり、内科医としてだけではなく一人の医師としての技量が試されるのです。

3.認定内科医試験と専門医試験

 将来内科医になろうと目指すにあたって6年間の医学部生活、研修医としてようやく現場で働けるようになったら自分が将来専門とする科を選びます。各臓器別の専門内科医を目指すのであれば、まずは日本内科学会の内科専門医試験を受けなければいけません。専門医試験を受けるためには認定内科医の資格が必要になのです。認定内科医試験を受けるためには内科医としての研修をした後、最短3年後に受験資格を得ることができます。
 
 認定内科医試験はすべての内科の症例・外科に回った症例・亡くなった方の症例・患者さんの診療要約を50症例分を前もって提出して審査を受けます。晴れて認定内科医試験に合格したら、それから2年以上の研修の後、内科専門医試験を受けることができます。
 
 内科専門医試験は内科認定試験よりも高い医学知識を求められるのです。そのため、内科医の13人に1人が内科専門医の資格を持っていて、診察をする際に専門医にかかると高めの診察料を請求されることもあります。しかし認定内科医と専門医で患者さんへの対応や治療内容に優劣がつくということでは決してありません。内科医自身が「専門知識がありますよ」という証明のようなものなのです。

4.給与と働く病院の関係性

 内科医として活躍していく上でまず頭に入れておかなければいけないのが、内科医は働く場所によって大きく給与に差があるということです。市中病院に常勤すると年収1000~1400万円が相場だとされている内科医も、給与と仕事量に納得いかない場合も多々あります。
 
 自分の生活スタイル・内科医としての目標・求める勤務条件がピッタリと合った時に、自分が納得できる給与だと実感するのです。いつどこでも大活躍が期待される内科医ですが、自分が身を置く職場選びも決しておなざりにできないポイントです。
 私たちの生活に身近な内科医になるには、内科というものがどういうものかを知る必要があります。長い医大生活・多忙な研修医・スキルアップと経験を積んでからの様々な資格取得、これらの壁を乗り越えて晴れて内科医になることができるのです。あなたのお世話になっている内科医も、実はこんな苦労をしていたのです。
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