医師が年収を効率よくアップできるポイントと検討すべき条件とは

自分の給与と相場を見比べてみる

 2013年の日経メディカルオンラインの調査によると、医師の平均年収は1,477万円であり、そのうちの12%はアルバイト・非常勤による収入とされています。これには20代の新任者から医師歴20年以上のベテランまでをまとめた結果です。20代は400~500万程度が相場で、30代で役職などがつく頃から急上昇しやすくなり、その後40代ごろからまた緩やかに推移するといわれています。
 
 もちろんクリニック勤務や大学病院の勤務医、開業医などのそれぞれの条件によっても変わりますので、一概には言えませんが、若年層の勤務医は比較的転職で大幅な増額を見込める傾向にあります。

200万の年収アップを見越して転職を検討するなら

 200万の増額が見込める業種はそう多くありませんが、医師の転職は別です。例えば若くてもともとの賃金が抑えめである場合や、役職付きに転職する場合は、比較的大幅アップの可能性が高いと推測されます。
 
 収入をアップさせるポイントの一つに、手当てがあります。当直手当に代表されますが、諸々の手当てがどのようにつくのかを把握できれば、転職活動の際に年収アップの目安にすることが可能です。手当てが多いということは、残業や当直が増える可能性もありますが、それでも大丈夫であれば忙しい病院に転職するのも一つの手です。関連病院へのアルバイトや非常勤で収入をおぎなっていた人は一つの病院で十分な収入が得られることもメリットになるでしょう。

自分にあった昇給を吟味するポイントとは

 手当てを増やして収入アップを図るならば、若年層で単身世帯、もしくは夫婦世帯、かつ体力のある世代である方が有利に働きます。理由として、自身のスキルアップのために時間を割けるので、当直や夜勤など時間の調整が必要な業務でもしっかり対応していける点があります。
 
 子供や親など自分やパートナー以外の要素が関連してくると、どうしても手当だけに頼って収入を増やすのは難しくなります。子供が小さいうちに一緒にいる時間がほしい、親の介護が必要になったので夜勤ができなくなった、というのは転職の理由でも常に上位に上がります。
 
 これらの要素を含んで考えるなら、基本給のベースアップは避けて通れません。月によって変動がなくなる分、決まった時間をしっかり勤務することが求められますので、時間単価をアップさせたいなら、役職につくことや、対応できる症例数を少しでも増やすこと、専門分野を確立することが今まで以上に必要になるでしょう。
 年収200万アップ、という大きな目標が立てられるのは、資格の必要な職種で、誰でも就職することができず、かつ人員不足に陥りがちな職業である医師ならではです。
 
 大きく給与アップを狙うならそれ相応の努力も必要になると、心しておきましょう。
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