東京で働く薬剤師の給与と求人状況

東京の薬剤師の平均給与は

 厚生労働省が発表した2014年度の「賃金構造基本統計調査」によると、全国の薬剤師の平均年収は約531万円、平均月収は35万円だったことがわかりました。今調査の全体の平均賃金は月収で29万5千円ですから、他業種から見ても薬剤師の給与は比較的高水準だといえます。
 
 一方、東京都の薬剤師の平均はというと、実は全国の薬剤師の平均年収よりも低めだということがわかっています。あるサイトの調査では、東京都の薬剤師の平均年収は500万円程度とのことでした。驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは地方と都心の人口の問題が大きく関係しています。 比較的人の集中しやすい東京に比べ、地方の薬局や企業は、薬剤師を確保するだけでも一苦労という状況が続いています。そのため、人材確保のためにどうしても地方の方が給与が高くなりがちなのです。

東京の薬剤師でも高額給与を得られる

 しかし、東京でも全国平均並みの給与で働くことができる職場もあります。一つが1000人以上の規模を誇る企業です。中小企業に比べて、一般的に大企業と呼ばれるところは給与平均が高い傾向にあります。もう一つが10〜99人の小規模薬局や企業です。先ほどご紹介した2014年度の「賃金構造基本統計調査」によると、中小企業に比べて、平均給与が100万円以上高いことがわかったのです。ただし、今調査では中小企業の勤続年数平均が6.2年、平均年齢が38.9歳に対して、10〜99人の小規模薬局や企業の勤続年数平均は9.5年、年齢も44.5歳と、中小企業で働く方の年齢や勤続年数の方が、比較的低めとなっています。
 
 薬剤師は一般的に、勤続年数や経験に応じて給与がアップする傾向が強いため、一概に10〜99人の小規模薬局や企業が、中小企業よりも高収入を見込めるというわけではありません。しかしこの結果は、10〜99人の小規模薬局や企業には、長く勤めている方が多いという裏付けにもなります。東京都で長く働くのであれば、10〜99人の小規模薬局や企業も高収入で魅力的な働き口と言えそうです。

東京の薬剤師の求人状況は?

 東京の薬剤師の求人状況は、ドラッグストアを中心に、調剤薬局などでも当分の間は売り手市場(求職者に対して求人が多い状況)となるのではないかと考えられています。しかし前述のとおり、東京都に在籍する薬剤師は地方に比べて多い状況です。そのため、大手企業を中心に薬剤師が飽和状態となりつつあると言われています。東京で薬剤師として転職しようとお考えなら、なるべくはやく動き出した方が、希望する働き方を検討しやすいと言えるでしょう。
 東京都内でステップアップ・給与アップを見込んだ転職を行うなら、少しでも早く転職活動を行う方が有利と言えそうです。これまで転職を考えていたものの、なかなか一歩踏み出せなかったという方は、今が踏み出すチャンスかもしれません。しっかり考えた上で、転職の最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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