わたしは入れる?パニック障害の場合

パニック障害にはどれくらいの治療費がかかる?

 パニック障害の場合、個人の状態に合わせて薬物治療やカウンセリングなどが行われます。症状の程度によって、治療方法や治療期間が異なるため、治療費の予測ができないのが現状です。基本的な治療は健康保険の対象となるため、がんなどのように高額になることはありません。しかし完治まで時間がかかるケースが多く、多くの場合で3年から5年、長ければ10年以上になることもあり、それだけ負担が大きくなります。そのため治療費を始めてからや長期化するうちに、負担の大きさや他の病気などの心配から、保険の加入を考える方もいることでしょう。

なぜパニック障害だと保険の加入が難しいの?

 保険の加入が難しい理由として、自殺率が高い、再発率が高い、治療の長期化の3点が考えられます。不安障害の中でもパニック障害は最も自殺との関連性が高く、うつ病は近い存在にあると考えられ、実際に併発するケースも多く見られます。再発率は患者の追跡調査では5年以内で4割から7割と高く、治療が10年以上と長期化する場合や悪化して長期入院が必要な場合もあります。これらを理由に、保険会社から加入を断られてしまうケースが多くなっています。

パニック障害は保険にはいれないの?

 パニック障害を含める精神疾患は、比較的保険の加入が難しいとされていますが、引受緩和型保険であれば加入できる可能性があります。引受緩和型保険とは、保険に加入する際の告知項目を限定することで加入の基準を緩和している保険のことです。持病がある方でも加入しやすくなっている分、普通の保険よりも保険料は割高になっています。またがん保険もがんに関わる項目の限定告知になるため、パニック障害には関係なく加入できる可能性があります。

パニック障害でも加入しやすい保険商品

 実際にパニック障害でも加入しやすい保険を紹介します。アクサ生命の「一生保障の医療保険 OKメディカル」「長期保障の定期保険 OKライフ」では告知項目を4つに限定し、普通の保険では3ヶ月以内の診察・検査・治療・投薬を確認する項目が、入院や手術のみの確認になっているなど緩和されています。メディケア生命の「メディフィットRe」では、告知項目を2年以内の手術や入院、5年以内のがんや肝硬変など、3ヶ月以内の手術や入院の3つに限定しています。パニック障害で保険の加入を断られた場合に、これらの引受緩和型保険を検討してみてはいかがでしょう。
 ※2015年4月時点での商品情報です。詳しくは各保険会社にお問い合わせください。
 パニック障害を発症した場合、普通の保険で断られたから保険には入れないと自己判断せずに引受緩和型保険を検討してみましょう。安心して治療に臨めるように、保険を活用して備えておくのも大切なことですね。