どうして保険の見直しが必要なの?

保険の内容はどうやって決まる?

 保険に加入する際に大切なのは、何に対する保障をいつまでどれだけ掛けるのかということです。それを決めるためには、ライフプランを明確にする必要があります。ライフプランとは将来充実した生活を送るために、例えば出産や家の購入など起こりうる変化を予測した上で設計した生活設計のことです。ライフプランは一人一人異なるため、必要な保障も異なってきます。ライフプランが明確になると、現時点で自分に万が一のことがあった場合に必要な保障額を算出します。これは遺された家族の生活費や教育資金などを累計したものです。必要保障額のうち、保険料との兼ね合いも考えてどこまで保障するのか、またいつまで保障するのかを決めていくのです。

見直しはなぜ必要?

 時間の経過と共に生活状況が変化することで、必要保障額も変化するため見直しが必要になります。具体例を挙げて見ていきます。
 ※子独立22歳、妻寿命86歳、子独立後はパートで働くことを想定、公的保険・企業保険は考慮せず
 加入当時:夫30歳 妻30歳 子5歳
        教育資金 1000万円
        生活費 子独立まで25万/月 子独立後10万/月
        必要保障額 1億780万
 15年後:夫45歳 妻45歳 子20歳
        教育資金 300万円
        生活費 子独立まで25万/月 子独立後10万/月
        必要保障額 5580万
 15年経過すると、必要保障額は加入当時の半分ほどになっています。このようにしっかり考えて保険内容を決めていても、必要保障額は年々変化していくものです。保険内容は必要保障額を元に決めているため、見直さず時間が経つと必要以上の保障を備えている場合もあります。定期的に必要保障額にあったものに見直すことは、保険料の払い過ぎを防ぐことにも繋がります。

見直しのタイミングは?

 ライフプランに変化があった時や一定期間が経過した時が、見直しのタイミングです。ライフプランの変化とは、必要保障額に影響するような変化があった場合です。具体的には結婚や子供の誕生、マイホームの購入や子供の独立が挙げられます。他にも妻が仕事を始めるなど経済状況に変化があった場合にも、見直しを考えてみましょう。またライフプランに変化がなくても、必要保障額は年々変化するため、5年や10年を目途に見直すことをおススメします。

見直しのポイントは?

 見直しのポイントは保険に加入した時と同じく、もう一度ライフプランを明確にして必要保障額を算出し、それに合う内容に変更することです。ライフプランの変化により見直す場合は、結婚・子供の誕生は保障を増やし、マイホームの購入や子供の独立は保障を減らすようになります。マイホームを購入した場合、ローンの借入れ条件として団体信用生命保険への加入が義務づけられます。この保険は死亡や高度障害になると、ローンの残債が全額弁済されるため、必要保障額が減ることに繋がります。また同じような理由で学資保険に加入した場合も、万が一の場合支払免除となるため教育資金の分だけ必要保障額を減らすことができます。
 保険は必要保障額によって内容が決められ、その必要保障額は年々変化していきます。保険を見直すことは保険料の払い過ぎを抑え、安心した生活を送ることにも繋がります。保険は見直しが必要ということを覚えておきましょう。