保障は多いほどいいの?

保障は多ければいいというものではない

 保障は多ければ多いほどいいと思っていませんか?それは間違いです。確かに万が一の場合には、保障が多いほうが助かります。多くの保障を備えているということで、日頃から安心して生活できるでしょう。しかし保障が多いということは、それに伴って保険料も高くなるということです。高い保険料を支払っていても、万が一のことが起こらなければ保障は生かされず、保険料が家計の負担になってしまうこともあります。そのため、保障は自分に必要な分だけを用意するべきなのです。

必要保障額を算出① 支出見込額

 必要保障額は遺された家族の支出見込額から、収入見込額と既に準備している保障額を除いたものです。支出見込額には、子供が独立するまでの生活費、子供が独立した後の配偶者の生活費、教育資金や結婚援助費用、葬式費用や相続費用などが含まれます。特に大きいのが生活費で、子供の独立を22歳として独立までは現状の生活費の7割、配偶者は平均寿命まで生きるとして現状の生活費の5割が必要として計算します。教育資金は学費以外にも制服代や給食費、部活動などの課外活動費や受験費用などが含まれます。公立か私立かで必要な金額に大きく差が出てきます。あらかじめライフプランを明確にしておくことが、より正確な支出見込額の算出に繋がります。

必要保障額を算出② 収入見込額

 収入見込額は、遺族年金などの社会保障、死亡退職金などの企業保障、預貯金や株などの自己資産、配偶者の収入などが含まれます。遺族年金は遺族基礎年金と遺族厚生年金に分かれています。遺族厚生年金は厚生年金の加入者が亡くなった場合に支給され、遺族基礎年金と併せて受け取ることができます。子のある配偶者と子が対象で、78万100円の年金額に、子供2人までは1人当たり224,500円、3人目からは74,800円が上乗せされます。(27年4月以降)企業保障はその企業ごとに様々です。

あなたにピッタリな保険を見つけよう

 自分の必要保障額が算出できたら、それを保険でどこまで備えるのかを考える必要があります。もちろん保障額の全てを備えるのは理想ですが、その分保険料は高くなり貯蓄ができないなどの問題に繋がりかねません。ピッタリな保険にするためには、例えば子供の独立までの必要額を備えられるようするなど、自分が考える最低限の必要保障は備えることと、長く続けられるように負担にならない保険料にすることの2つを実現することがポイントです。
 保障は多いほどいいというわけではありません。自分の必要保障額を知ること、そして保険料との兼ね合いを考えて、必要保障額のどこまで備えるのかを考えることが大切なのです。それを考えて、あなたにピッタリな保険を見つけましょう。