医療費控除の対象になる費用、ならない費用

医療費控除の対象になるもの

 医療費控除は、病気や怪我の治療にまつわるものならほとんどが対象になります。
 病院の領収書はもちろんのこと、通院のタクシー代なども控除の対象ですのでレシートをしっかりとっておきましょう。
 また接骨院などの領収書も控除の対象になります。
 入院の付き添い費用も対象ですし、松葉杖やコルセットも対象になります。
 出産費用も控除の対象になりますし、入院時の差額ベッド代も対象です。
 レーシックの費用も医療費控除の対象になります。

医療費控除の対象にならないもの

 一見、医療費にかかわるものであっても、医療費控除に参入されないものがあります。
 たとえば未払いの領収書は使えません。あと美容整形も医療費になりません。
 栄養ドリンクもダメでしし、バスや電車代はOKなのですが車で通院したときのガソリン代と駐車場代は拒否されます。
 人間ドックの費用もダメですし、老眼鏡の購入費用もダメです。
 不正咬合の歯列矯正はOKなのですが、美容のための歯列矯正は医療費控除の対象にはなりません。

とりあえず領収書はすべて取っておきましょう

 これは控除の対象になるかな?と思ったものは何でもとっておきましょう。
 電車代やバス代などは領収書がでませんのでメモ書きで結構です。
 できるだけ一回の通院にかかった諸費用をまとめてクリップやホチキスでとめておくと税務署職員の確認がスムーズにすすみまた信頼度も上がって審査に通りやすくなります。
 内容によっては否認される領収書もありますが、とりあえず体の不調にまつわる出費は領収書を取るなりメモをするなりしておきましょう。

確定申告を忘れずに

 1月1日~12月31日までの間にかかった医療費の領収書が揃ったら、あとは2月の確定申告にもって行きましょう。会社員の場合は源泉徴収票も忘れずに持参してください。
 また還付金の振込み口座も必要です。
 そして税務署職員の指示に従って入力していきます。個人ごと、病院ごとに入力が必要ですので領収書は必ず整理しておきましょう。
 あとは提出するだけです。または自宅でe-Taxでも還付の申請ができます。
 そして領収書を税務署に提出します。
 体の不調を整えるための費用は、医療費控除で使える可能性があります。
 何があるかわかりませんので、領収書は取っておきましょう。
 たとえ年間10万円を超える予定がなくとも、突然体調を崩すことはありえますので、毎年領収書は保管しましょう。

※この記事は2015年3月時点での情報を元に執筆しています。

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