若年層も四十肩・五十肩に利く治療方法をご紹介

四十肩・五十肩とは

 
 50歳前後の人によく起こる、肩や腕の凝りや痛み。五十腕。
 
ごじゅうかた【五十肩】の意味 – 国語辞書 – goo辞書

 
 

 医学的には「肩関節周囲炎」といって、肩関節周囲の組織が傷ついて炎症がおこり、痛みや運動障害を生じた状態です。
 
まだ若いのに五十肩!? – goo ヘルスケア

 
 四十肩と五十肩は同じ病気をさしており、肩関節周囲炎とも呼ばれます。四十肩や五十肩は、発症してから時間がたつにつれて、症状が変化していきます。肩辺りの痛みが出て動きに制限が出てくる急性期、動きの制限が急速に拡大していく拘縮期、そして回復期に分けられます。
 
 

 初期の症状が始まってからピークを迎えるまで数ヶ月を要し、ピークは数週間続き次第に和らいでくる。痛みのレベルにもよるが、鋭い痛みが感じられなくなるまでに半年前後、さらにボールなど物を投げられるようになるまでには1年前後かかる。
 
五十肩とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 痛みがなくなったからといって、四十肩や五十肩が完全に治ったわけではありません。肩の関節を動かさずにいたことで、関節を覆う関節包などの組織が癒着を起こし、動きにくくなることがあるからです。

若い世代にも増加中

 
 五十肩が若年化しているのは、運動不足で肩をあまり動かさないために、若いうちから肩関節周囲の組織の弾力性が低下している人が増えているからでしょう。
 
まだ若いのに五十肩!? – goo ヘルスケア

 
 四十肩や五十肩は40歳代や50歳代の患者が多いことが特徴ですが、若年層の患者も増えつつあります。原因としては、デスクワークや運動不足による肩周辺筋肉の硬直化、筋力の低下などが考えられます。日常生活に欠かせなくなりつつあるスマートフォンや、職場でのパソコン業務など、同じ姿勢で長い時間を過ごすことが多くなっています。意識的に肩や頭を動かさないと、肩の硬直化が進むことになります。また、冷え性の方も要注意です。夏場、むき出しになった肌に冷気が当たり続けると、肩周辺の血管や筋肉の収縮を起こします。それが、四十肩や五十肩へとつながるのです。

四十肩・五十肩の治療方法は

 
 痛みが強い急性期には、三角巾・アームスリングなどで安静を図り(痛みを感じない肢位をとることが大切)、消炎鎮痛薬の内服、注射などが有効です。急性期を過ぎたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)や運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などの理学療法を行います。理学療法は炎症症状が治まってから行うのが原則です。
 
肩関節周囲炎(五十肩) – goo ヘルスケア

 
 急性期は肩周辺の筋肉がけいれんを起こしており、痛みも強いので、まずは痛みを取り除く治療を優先します。また、筋肉のけいれんをひどくさせないよう、肩を無理に動かさないようにしましょう。拘縮期は、肩の動く範囲を広げていくことを目的として治療を進めていきます。病院での治療に加えて、自分でできるアイロン体操やストレッチなどを行ってください。このストレッチなどは、再発や予防の観点からも有効です。
 
 

 五十肩は、腰痛、外傷性頸部症候群などとともに健康保険で鍼治療が受けられる6つの疾患の一つである。
 
五十肩とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 鍼灸の治療を受けるには、まず四十肩や五十肩の治療を医師から受けていることが必須です。そして、医師の診断書または同意書が必要になります。

 四十肩や五十肩を治療せずに放置しておくと、肩関節の組織が癒着して、肩の動きが悪くなったり痛みがひどくなる可能があります。「放っておけばいつかは治るだろう」などと思わずに、きちんと整形外科を受診して、治療に取り組みましょう!