腰が痛い人必見、椎間板ヘルニアの治療法まとめ

椎間板ヘルニアとはどんな病気

 
 椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア、herniated disc)は、ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である
 
椎間板ヘルニアとは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 

 椎間板の髄核が外側へ、多くは背中側へ脱出した状態。脊髄や神経を圧迫するので痛み、腰椎(ようつい)に起こることが多く、ぎっくり腰のかたちで発症することもある。
 
ついかんばんヘルニア【椎間板ヘルニア】の意味 – 国語辞書 – goo辞書

 
 背骨は椎骨という24個の骨が重なってできており、椎骨と椎骨の間には、椎間板といわれる軟骨があり、クッションの役割を持っています。椎間板の中の髄核が飛び出して、脊髄や神経を圧迫するのが、椎間板ヘルニアです。椎間板ヘルニアは、腰の部分で起こる腰椎椎間板ヘルニアが多く、坐骨神経痛ともいわれています。中には、ぎっくり腰といわれるような急性のものもあります。首の部分にあたる頸椎椎間板ヘルニアを発症する人もみられます。

椎間板ヘルニアでは、こんな症状が起きる

 
 腰椎や頸椎に多く見られ、飛び出した髄核がそばを通る神経や脊髄を圧迫して痛みやしびれなどをひき起こす。
椎間板ヘルニア – goo ヘルスケア

 
 

 筋力低下がゆっくり起きる場合は、腰や足の痛みが軽くなってから膝折れやスリッパが脱げるなどの症状で気づくこともあるので注意を要します。さらに、排尿・排便の感覚がわからなくなったりする場合は、緊急に対処する必要があります。
 
腰椎椎間板ヘルニア – goo ヘルスケア

 
 椎間板ヘルニアの症状は、腰椎椎間板ヘルニアの場合、腰が痛むだけではなく、立っているのがつらくなり、腰から足首にかけて、しびれが生じることがあります。主に、片側の足の痛みとなって表れますが、重症化すると両足が痛むケースもみられます。症状が進んでいくと起こるのが、筋力の低下です。歩いていて膝がガクっときたり、スリッパが脱げたりするといった症状が起こります。さらに悪化すると、排尿や排便障害が引き起こされることがあります。

椎間板ヘルニアの治療法を知っておこう

 
 通常、進行性の麻痺症状がある場合を除き、保存療法を行います。保存療法として、まずは急性期のベッド上安静からコルセットによる安静があります。薬物療法としては、消炎鎮痛薬や筋緊張弛緩薬などが疼痛軽減に有効です。さらに疼痛が激しい場合は、硬膜外ブロックや神経根ブロックなどのブロック療法があります。ほとんどの場合、3カ月以内の保存療法で軽快します。
 運動麻痺が進行する場合や排尿・排便障害が出現した場合、また保存療法で疼痛が軽快しない場合などは手術療法が選択されますが、手術に至るのは10〜30%程度です。
 
腰椎椎間板ヘルニア – goo ヘルスケア

 
 椎間板ヘルニアの治療は、麻痺が進行する場合や既に排尿や排便に障害が出ている場合を除き、まずは保存療法がとられます。急性期では、消炎鎮痛薬や筋緊張弛緩薬を用いて痛みを軽減し、痛みが強い場合には硬膜外ブロックや神経根ブロックを行い、患部をコルセットで固定して安静にします。
 
 急性期を過ぎた場合には使われるのは、温熱療法や低周波数治療などの治療法です。多くのケースでは、これらの保存療法で、3ヵ月~半年程度で痛みが軽減、あるいは解消します。症状が緩和されず、麻痺が進行していくと、手術が検討されます。手術には、ヘルニアを取る方法とヘルニアと髄核を取る方法などがあり、レーザー治療や内視鏡手術も用いられています。

 椎間板ヘルニアは腰の痛みや足首までのしびれとなって表れた後、筋力の低下へと進行していきます。腰や足に変調をきたし、椎間板ヘルニアかと思われたら、整形外科を受診し、医師の指導のもと安静にして過ごすように努めましょう。