社会不安障害は自分で克服できるのか

社会不安障害と性格は違う

 
 以前「対人恐怖症」とよばれていたものの一部分の症状です。初対面の人にあいさつをしたり、大勢の人の前で話そうとすると、声がふるえたり赤面してしまうことは、誰しも経験したことがあると思います。しかしこのような状況に対して、過剰に「失敗したらどうしよう」、「恥をかいたらどうしよう」という思いにかられ、そのような状況を回避するあまり、会社や学校へ行けなくなってしまったり、家に閉じこもってしまうのが、社会不安障害の症状です。
 
社会不安障害(SAD) – goo ヘルスケア

 
 一見すると性格のとして捉えることもできそうですが、元々の性格と社会不安障害の違いはどこにあるのでしょうか。単に恥ずかしがり屋の性格であれば、恥ずかしくても徐々に慣れていくことができますが、社会不安障害の場合は違います。人と対面する際の不安が払拭されず、自ら人と会うこと避け、ひどい場合は震えや吐き気と言った症状に表れるようになるのです。

社会不安障害の傾向とは

 
 社会不安障害はパニック障害と比べると精神的な症状が主体です。社会的な適応も良好とはいえず、人に対してきちんとしたあいさつをしない、またはできないなど、性格的な問題を感じさせる患者も少なくないようです。人との交流を避け、一日中自室にこもってパソコンに向かったり本を読んだりするような傾向もみられます。
 
心の中の不安や葛藤が招く「不安障害」 – goo ヘルスケア

 
 社会不安障害に年齢は関係ありません。誰でも発症する可能性があると言うことです。さらに、社会不安障害の症状が改善されないままだとうつ病に繋がる可能性もあります。

セロトニンが鍵だった

 
 脳内の神経伝達物質である「セロトニン」は、前向きな気持ちでいるために欠かせない物質です。不安や悲しみなどで心のバランスが崩れたとき、「セロトニン」はこれらを鎮める働きがあります。もしあなたが些細なことで落ち込んでいたり、精神的に不安定になっているなら、脳内のセロトニンが不足している可能性があります。
 
前向き物質、セロトニンを増やそう 今日の健康ひとことり – goo ヘルスケア

 
 もちろん社会不安障害の原因は遺伝や育った環境によるものもありますが、セロトニンという物質も大きく関係しています。セロトニンの不足が社会不安障害の原因になっている可能性があるのです。

自分でもできる社会不安障害を克服する方法

 社会不安障害はセロトニンを増やすことで改善することができます。
 
 
 不規則な生活やストレス、日照不足などによって分泌が減り、歩行や咀嚼(そしゃく)などのリズム運動、太陽光(とくに朝日)を浴びることで増えるとされる。
 
セロトニン – goo ヘルスケア

 
 薬に頼る前に、自分でも社会不安障害は克服する方法はセロトニンを増やすことです。まずは、運動不足や栄養不足といった生活習慣の見直しが大切です。セロトニンは、アミノ酸を含んだ大豆や乳製品、魚などに多く含まれています。食事を意識することが大切です。さらに、日光を浴びることでセロトニンが活性化するので、朝起きたら日の光を浴びる習慣をつけると良いですね。

 社会不安障害は、環境だけでなく、セロトニンという物質の不足により起きることもあります。セロトニンを増やすことで自分でも克服可能です。専門機関で薬を使った治療もできますが、まずは自分の生活習慣に問題がないか見直してみましょう。