「アルツハイマー病」の発症リスクを減らす方法

運動習慣を身につける

 

 糖尿病はアルツハイマー型認知症のリスク要因となっている。インスリンの分泌を増やす糖質中心の食習慣、運動不足、内臓脂肪過多がアルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドベータの分解を妨げているとしている。
 
糖尿病とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 

 運動を続けると、認知機能が高まり、認知症の予防にも有用という報告があります。
 
アルツハイマー病<脳・神経・筋の病気> – goo ヘルスケア

 
 

 有酸素運動で高血圧やコレステロールのレベルが下がり、脳血流量も増すため発症の危険が減少する。ある研究では、普通の歩行速度を超える運動強度で週3回以上運動している者は、全く運動しない者と比べて、発症の危険が半分になっていた。
 
アルツハイマー型認知症とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 アルツハイマー病の発症因子には、家族歴や遺伝、年齢、感染症、動脈硬化、環境や生活習慣によるものなどがあります。動脈硬化による高血圧や高コレステロール血症なども危険因子となり、糖尿病になるとアルツハイマー病の発症リスクが5.5倍になるという報告もあります。これらを防ぐには、メタボリックシンドロームの予防のために定期的に運動することが効果的です。手軽にできるものとしてウオーキングなどの有酸素運動を続けるとよいでしょう。

魚と野菜中心の食事にする

 

 魚を毎日食べると、アルツハイマー病になりにくいという報告もあります。
 
最近もの忘れが激しいけれど大丈夫? – goo ヘルスケア

 
 

 「パプア・ニューギニアのキタバ島では、イモ、ココナッツ、魚を食べるが、空腹時のインスリン濃度は低く、認知症は見られない」とする報告がある
 
アルツハイマー型認知症とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 DHAやEPAなどを含む魚を食べるとアルツハイマー病の予防に効果的だといわれています。また、動物性脂肪を控えめにして、ビタミンE、Cやβカロテンなどを多く含む野菜や果物、抗酸化作用のあるポリフェノールを含む食品を摂るとアルツハイマー病の発症リスクが下がるということがわかってきました。ビタミンE、Cやβカロテンは人参などの緑黄色野菜に多く含まれています。赤ワインに含まれるポリフェノールがよく知られていますが、お茶に含まれるカテキンや大豆に含まれるイソフラボンなどもポリフェノールの一種です。
 
 ポリフェノールには抗酸化作用があり動脈硬化を予防したり、活性酸素を除去し、血糖値や血圧を正常に保って糖尿病を予防するなどの効果があります。日常の食生活では、欧米型の食生活を控え、魚や野菜、大豆製品中心の食事を意識してアルツハイマー病を予防しましょう。

脳を刺激する趣味や交流を

 

 1ケタの簡単な足し算、漢字の書き取り、文章の音読などが効果的といわれますが、ゲームや趣味などを人との交流を通して楽しみながら続けることも、前頭前野だけでなく脳全体を活性化することがわかっています。
 
最近もの忘れが激しいけれど大丈夫? – goo ヘルスケア

 
 脳を刺激することもアルツハイマー病を予防するには有効です。脳の中でも思考や創造性を担う前頭前野という部分を刺激すると認知症の予防になり、認知症を発症している場合も進行を遅くするといわれています。楽器の演奏や将棋やチェスなどの思考型ゲーム、文章を読んだり書いたりすることなどが発症リスクを減らします。また、人とかかわることも大切です。趣味の交流などを通じて頭を使うことが認知症発症の予防に大きく関わってくると考えられます。

 ここにあげた定期的な運動習慣、野菜や魚中心の食生活、知的作業と人との交流以外にも、禁煙をして良質な睡眠を取ることが発症リスクを減らします。アルツハイマー病の発症リスクについて知り、生活習慣を見直してアルツハイマー病を予防しましょう。