イクメン男子に訪れる産後うつとは

そもそも女性の方がうつ病になりやすい

 
 出産後は女性ホルモンの分泌が大きく変化し、心の状態が不安定になります。これに子育て不安や、仕事をもっている女性では仕事との両立への不安などが加わると、一気にうつ病のリスクが高まります。
 出産後に心の状態が不安定になるのは、誰にでも起こり得る生理反応であり(マタニティ・ブルー)、通常は2週間ほどで回復しますが、そのままうつ病に進んでしまうケースもあります。特に産後3カ月前後に発症しやすく、「産後うつ病」と呼ばれています。
 産後うつ病は全出産の12~16%にみられ、なかでも一度産後うつ病にかかったことがある女性が出産した場合には50~62%という高い頻度で発症しています。
 
女性は男性よりうつ病になりやすい – goo ヘルスケア

 
 出産後のホルモンバランスの変化に加え、急に母親になったことへの戸惑い、仕事や家事との両立ができないことへのいら立ち、パートナーの理解不足などが原因で、「産後うつ」を発症する女性が増えています。自覚をしていない人も含めると、潜在的には5人に1人程度の割合で「産後うつ」に苦しむ女性は居ると言われ、誰にとっても発症のリスクがある心の病気と言えるでしょう。そもそもうつ病は、男性より女性の方が発症する割合が多いと言われています。

「産後うつ」は男性にも起こりうる

 
 妊娠中や産後、特に辛いことがあるわけでもないのに突然悲しい気持ちになって涙が出たり、ヒステリックになって夫に八つ当たりしたり、不安で眠れなくなってしまうような状態をマタニティブルーや産後うつと呼びます。
 この男性版とも言えるのが「パタニティ(父性)ブルー」。昨年頃から注目を浴び始めているこの言葉、当てはまるご家庭もちらほらいるのではないでしょうか。
 子育てに熱心で協力的なパパが「イクメン」と呼ばれもてはやされるなか、そんな社会の流れと自分の子育てにギャップを感じている人、いませんか?
 
「パタニティブルー」 になってない? パパの産後うつを乗り越える10のこと(ウレぴあ総研) – goo ニュース

 
 ところが近年、「産後うつ」は女性だけでなく、男性にも見られる症状であることが指摘されるようになってきました。子どもが生まれたことによる環境の変化に戸惑うのは、女性だけではないのです。さらに妻から育児への協力が足りないことを指摘されたり、他の人と比較されたりすると、どんどんプレッシャーになって追い詰められていく男性もいます。「イクメン」になろうと頑張るあまり、うつ病を発症してしまう男性は決して少なくないのです。

見過ごされやすい男性の「産後うつ」

 
 アメリカの医学誌の発表によると、赤ちゃんの誕生から3~6カ月のパパでうつの症状が見られるのは26%近く。ママになった女性の10~30%が産後うつの状態に陥ることは周知されているが、パパにも同様の現象があるということは見過ごされてきたと指摘しています。
 
「パタニティブルー」 になってない? パパの産後うつを乗り越える10のこと(ウレぴあ総研) – goo グルメ&料理

 
 「産後うつ」は男性にも起こりうる、ということを事実として認識している人は多くありません。そのことが余計に男性を追いつめる結果となるのかもしれません。たとえば、子どもが生まれてからは自由に出かけにくくなった、妻が子どもにかかりっきり、出来る範囲で育児を手伝っているのに妻からダメ出しされる、など、ささいなことが積み重なって、気づくと男性にも「産後うつ」の症状が出ていることがあるのです。

男性の「産後うつ」を解消するには

 
 パパができること、パパにしかできないことを見つけて、存分に頼りましょう。自信をつけてあげることも大事な対処法になるようです。
 それでも改善しない場合は、専門家に相談してみるのも有効な手段だと思います。
 
「パタニティブルー」 になってない? パパの産後うつを乗り越える10のこと(ウレぴあ総研) – goo ニュース

 
 育児に追われている女性はイライラしやすく、パートナーの協力がないと嘆きがちです。どうして頼んだ家事をきちんとやってくれないんだろう、なぜいちいち言わないと動かないんだろう、と夫に不満を感じている人は多いのではないでしょうか。しかし、男性と女性では考え方が根本的に違うところもあり、思い通りに動いてくれなくて当然です。男性にはやってほしいことははっきり伝える、手伝ってくれる家事に完璧を求めない、感謝の気持ちを持つなどして、お互いが気持ちよく過ごせるようにしましょう。

 出産後、女性は子どものお世話で手がいっぱいになり、パートナーのことにまで気が回らないかもしれません。しかし、家族みんなが笑顔で暮らせるよう、時にはお互いが1人でリフレッシュする時間を持つようにしたり、夫婦の時間を意識的に持つのは大事なこと。自分だけが大変、と思わず、夫婦で力を合わせ、育児を前向きに楽しみたいものですね。