夜更かしで入院も!実は危険な睡眠障害<br />

あなたももしかして睡眠障害!?

 睡眠障害は不眠症のことだけではありません。質の悪い睡眠や、夢遊病や無呼吸症候群などの睡眠時の異常行動、昼夜の逆転した慢性的に時間のずれた睡眠など、色々な睡眠障害があります。
 
 
 2005年に作られた睡眠障害国際分類第2版では、85の睡眠障害が取り上げられ、その原因に従って病気としての観点から、(1)不眠症(ふみんしょう)、(2)睡眠関連呼吸障害、(3)過眠症(かみんしょう)、(4)概日リズム睡眠障害、(5)睡眠時随伴症(すいみんじずいはんしょう)、(6)睡眠関連運動障害、の6つのグループに大きく分けられています。
 
睡眠障害 – goo ヘルスケア

 
 これらの睡眠障害に気づかず、そのままにしておくと、疲労や集中力の低下につながり、日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

昼夜逆転の生活が引き起こす睡眠障害

 深夜まで起き、朝遅い時間に起きる生活をしていませんか?不規則な生活を繰り返すことは体内時計を乱し、睡眠相後退症候群という深刻な睡眠障害を引き起こす可能性があります。
 
 
 睡眠相後退症候群とは、いったん夜型の生活をすると通常の時刻に眠りにつくことができず、望まれる時刻に起床することが困難になる病気です。
 
睡眠相後退症候群 – goo ヘルスケア

 
 朝の光を浴びない生活が続くことによりセロトニンの分泌に障害をきたし、うつ病の発症するリスクが高まります。
 
 

 うつ病の患者さんでは、神経シナプス間のセロトニンやノルアドレナリンが減少し、感情の安定を司る脳の働きが低下することがわかっています。
 
うつ病に伴う体の「痛み」も一緒に治療を – goo ヘルスケア

 
 一度睡眠相後退症候群にかかると自分で治療することが難しく、病院に入院して人工的な光を一定の時間浴びさせることで体内時計を正常化する必要があります。ただの夜更かしだと思って不規則な生活を続けることは、心と体にとって非常に危険な行為なのです。

睡眠障害を引き起こさないために

 不規則な睡眠時間を正しく整える必要があります。朝は、起きてすぐにカーテンを開け、日の光を取り込んでください。
 
 
 体内時計のリセットにもっとも効果的なのが朝の光で、30分くらい浴びるとずれが修正される。光の刺激は目から入って体内時計に作用するので、全身に浴びなくても、ときどき光を見るくらいでOK。
 
生体リズムは乱れていませんか? – goo ヘルスケア

 
 夜は反対に、部屋の照明を暗くしてください。照明の光は、良質な睡眠を実現するメラトニンの分泌を妨げてしまいます。また、寝つきが良くなるからといって、寝酒をするのもよくありません。アルコールには覚醒させる作用があるため、眠りについても深い睡眠にはならず、体に疲れを溜めていってしまいます。これらのことを実践しても、眠れない日々が続くようなら治療が必要かもしれません。専門医に相談してなるべく早い段階で治療するようにしましょう。

 いかがでしたか?ただの夜更かしだと思って、夜型の生活を続けることは大変危険です。睡眠障害にならないためにも、日々の生活で規則正しい習慣を身につけるようにすることが大切です。手遅れになる前に、体内時計を整えるようにしましょう。