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新表示の導入でヒット商品が続々誕生!?

“効く食品”では、これまでできなかった具体的な体の部位や機能の表示ができるように。そこで、武田さんと小森さんに注目のジャンルや成分を聞きました。

「特に、『免疫』なんていう言葉が食品で表示できるようになるのは驚きです。今後、確かな効果が証明された商品が続々発売されるのが楽しみですね」(武田さん)

さらにこんな注目ポイントも!

「更年期や物忘れをどのように扱っていくのかが気になります。アメリカでは加齢にともなう自然現象、軽い不調は病気とは見なされないので、サプリメントで対応できる領域です。日本でもいずれ、更年期におすすめの“効く食品”が登場するかも」(武田さん)

成分についてはどうでしょう。

「もともと医薬品として使われていたコエンザイムQ10やオルニチン、シトルリン、L-カルニチンなどは、既に機能性についてのエビデンスがあるので商品化されやすいでしょう。それから、野菜に豊富なリコピンやアントシアニンなどの各種ポリフェノールも注目です。野菜の成分は安全性のエビデンスが充分にあります。機能性を明らかにすることができれば、きっと次々にヒット商品が生まれますよ」(小森さん)

<目>
・ルテイン
・アントシアニン
・リコピンetc.

<肌>
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・セラミドetc.

<骨・関節>
・グルコサミン
・コンドロイチン
・プロテオグリカンetc.

<肝臓>
・オルニチン
・タウリン
・クルクミンetc.

<脳・神経>
・DHA・EPA
・ホスファチジルセリン
・イチョウ葉エキスetc.

<心臓・血管>
・アスタキサンチン
・シトルリン
・ケルセチンetc.

<免疫>
・乳酸菌
・ラクトフェリン
・フコイダンetc.

<ストレス>
・GABA
・テオブロミン
・テアニンetc.

<疲労>
・L-カルニチン
・コエンザイムQ10
・イミダペプチドetc.

<睡眠>
・テアニン
・グリシン
・トリプトファンetc.

【お話を伺った方】
武田猛(たけだ・たけし)さん
食品コンサルティング会社であるグローバルニュートリショングループ代表取締役。健康・機能性食品のエキスパートとして、国内外で多数のビジネスコンサルティングを行っている。

小森美加(こもり・よしか)さん
食品臨床試験受託会社であるケイ・エス・オー代表取締役。食品メーカー等から依頼を受け、トクホや一般食品などのヒト臨床試験を数多く行っている。日本臨床栄養協会評議員。

※本記事は、消費者庁による正式な機能性表示ガイドライン発表前の取材(2015年2月27日時点)に基づいて作成しています。正式なガイドラインとは一部異なる情報が含まれている可能性があります。