病気やけがなどで障害が生じたときに受け取れるお金 障害年金

あなたが受け取ることができる障害年金の種類は?

 障害年金は公的年金制度に加入している人が、各年金制度の基準を満たす障害状態になり、支給条件(過去の滞納の有無など)を満たせば受け取ることができます。
 
 国民年金制度に加入→障害基礎年金
 厚生年金制度に加入→障害基礎年金+障害厚生年金
 共済年金制度に加入→障害基礎年金+障害共済年金
 厚生年金や共済年金に加入していれば自動的に国民年金にも加入していることになりますので、より手厚い保障を受けることができます。

障害年金を受け取ることあできる状態とは

 障害年金を受け取ることができる障害状態は1級、2級、3級の3段階に分類されており、級に応じて受けとることができる受給額が変わります。
 障害年金における障害等級は、身体障害者手帳の等級とは異なりますので、障害者手帳がなくても受給資格がある可能性があります。
 例えば3級の場合は「怪我や病気が治らずに労働に著しい制限や制限をかける必要がある場合」となっています。
 例えばがんや糖尿病などで療養が必要な場合もこれに当てはまる可能性がありますので、ねんきんダイヤルに一度相談してみるとよいでしょう。

障害年金の受取額目安

 ここでは平成26年度、1級の受給額の目安をご紹介します。
 (サラリーマン、公務員の平均報酬月額は35万円、加入期間25年の場合)
 国民年金のみの加入者→年額966,000円
 厚生年金加入者→年額1,941,300円
 共済年金加入者→年額2,136,400円
 さらに、18歳以下の子供がいる場合は2人までは1人につき226,300円、3人目以降は1人につき75,400円が加算されます。
 障害厚生年金、共済年金の場合、配偶者加算もプラスされます。
 ちなみに、国民年金加入者の障害基礎年金には3級の場合の年金はゼロですのでご注意ください。

障害年金の受取手続き

 障害年金の手続きは、請求書を提出してから支給開始するまでに3ヶ月ほどの時間がかかり、手続きも複雑です。
 まずは、ねんきんダイヤルに電話をして相談をしてみましょう。
 年金事務所の窓口での相談も可能です。
 相談に必要な書類は、病状や障害の状況がわかるもの、基礎年金番号がわかるもの、です。
 そこで本請求に必要な書類も指示されます。
 請求書類は地方自治体や年金事務所で受け付けています。
 書類を提出後、各窓口から日本年金機構に書類が送付され、支給の可否、等級の決定が行われます。その後年金証書、決定通知書が送付され、支給が開始されます。
 厚生年金や共済年金に加入している場合、その年金額の多さに驚いたのではないでしょうか?もちろん給与に比べれば少額ですが、生活の基盤を崩さない程度のしっかりとした額となっています。万が一に備え生命保険に加入する、という場合は障害年金額を頭に入れて無駄のない保障にしましょう。