頭蓋咽頭腫<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 頭痛などの頭蓋内圧亢進(ずがいないあつこうしん)症状に、視力視野障害など視神経の機能障害が加わることもあります。また下垂体の機能が障害されて、全身倦怠感(けんたいかん)、月経不順、低身長、尿量が増加する尿崩症(にょうほうしょう)などのホルモンの異常が現れることがあります。小児や高齢者の場合は、ホルモンの異常に気づかれないことも多く、その発見が遅れる傾向にあります。

頭蓋咽頭腫<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 手術で腫瘍を取り去ることが基本です。腫瘍のまわりには、生命を維持するために大切なホルモンの中枢があるため、慎重な手術操作が求められます。また手術後は、一時的にホルモンの機能異常を合併するので、内分泌内科や小児科と協力した治療が行われます。手術中に重要な機能を有する場所から腫瘍をはがせず残った場合には、手術後に放射線治療が加えられることがあります。