急性小児片麻痺<子どもの病気>の症状の現れ方

 かぜの症状や発熱に伴って、主に半身のけいれん(手足を急に何度も曲げ伸ばしする型の不自然な動き)が現れ、それが治療の有無にかかわらず数時間続いたあとで片麻痺(半身の筋力低下)が起こります。前触れがなく突然に片麻痺を来すこともあります。前者は原因不明、後者は脳血管障害によるものが多くを占めます。

急性小児片麻痺<子どもの病気>の診断と治療の方法

 入院して全身管理をしながら、けいれんに対して抗けいれん薬を使用し、脳浮腫(のうふしゅ)の治療(輸液制限、濃グリセリン・果糖の点滴)も行います。基礎疾患があればその治療もします。
 片麻痺の小児の20%は回復しますが、80%は回復せず、麻痺した手足は次第に硬くなるためリハビリテーションが必要です。精神発達の遅れやてんかんを伴うことがあります。