ギラン・バレー症候群<子どもの病気>の症状の現れ方

 感染症状が出た約10日後に両側の足の知覚障害(痛みやしびれ)が現れ、まもなく運動麻痺(筋力低下)を来します。この範囲は足からももへと上行し、時に胴体へ及ぶと呼吸筋が麻痺し、脳神経へ達すると発音、嚥下(えんげ)、表情、眼の動きにも障害が現れます。また、自律神経系が侵されると高血圧や低血圧、頻脈(ひんみゃく)や徐脈(じょみゃく)、顔面紅潮、発汗が突発的に現れます。

ギラン・バレー症候群<子どもの病気>の診断と治療の方法

 入院が必要です。免疫グロブリン療法や血漿交換療法は病気の期間を短縮し、後遺症を軽くするのに有効です。呼吸筋麻痺がある時は人工呼吸器を使用します。
 病気の進行は4週以内に止まり、運動麻痺は進行の方向とは逆向きで改善し始め、3〜6カ月以内に大部分が回復します。