点頭てんかん<子どもの病気>の症状の現れ方

 両腕を上げると同時に頭部を前屈(点頭)する短い強直(きょうちょく)発作が、数秒間の間隔で数回から数十回と反復して起こるのが特徴的です。このような反復発作をシリーズ形成といい、1日に数シリーズ繰り返してみられます。発作の時にも意識は保たれていることが多いようです。

点頭てんかん<子どもの病気>の診断と治療の方法

 抗てんかん薬(バルプロ酸ナトリウム、ゾニサミド、ニトラゼパム、クロナゼパム)、ビタミンB6の大量投与が試みられますが、有効でない場合も少なくありません。その場合は、副腎皮質刺激(ふくじんひしつしげき)ホルモン(ACTH)療法が行われます。約70%にコントロールが期待されますが、副作用として感染症、高血圧、電解質異常、脳萎縮(いしゅく)などがみられることがあるため注意が必要です。症候性例ではACTHで一時的にコントロールできても再発することも多く、年齢が進むとレノックス・ガストー症候群へ変容することも多くみられます。