フライバーグ病(第2ケーラー病)<子どもの病気>の症状の現れ方


(1)発病の経緯
 外傷に続発することもありますが原因不明のことが多い病気です。徐々に強くなる足前方の荷重時の痛みで始まります。

(2)年齢・性別・左右差
 好発年齢は12〜18歳で、女性は男性より3〜4倍ほど多く、両側例が10%程度にみられます。

(3)症状
 踏み返しの時に患趾(かんし)の付け根の関節に疼痛があるため、その部位への荷重を避けた歩き方をします。罹患(りかん)した中足骨骨頭に一致する疼痛・圧痛・腫脹(しゅちょう)がみられます。趾の軸方向に力を加えると疼痛を訴えます。関節の可動域制限があります。第2中足骨が最も多い傾向にありますが、他の中足骨が罹患する場合もあります。

フライバーグ病(第2ケーラー病)<子どもの病気>の診断と治療の方法

 足部骨端症のなかでは、フライバーグ病だけが早期診断・早期治療が重要な病気です。中足骨頭を変形なく治癒させることが治療の目的です。そのためには、血行が再開し骨頭が修復されるまで中足骨頭への荷重を避けることが重要です。
 初期の疼痛が強い時期には、3〜4週間ギプスを巻いて荷重を避けます。その後も、罹患した中足骨頭の除圧のための工夫をした靴敷きを、数年にわたって使用します。踵(かかと)の高い靴の使用、ランニングや長時間の歩行などは厳禁です。関節に障害を残した例や治療開始が遅れた例では、手術治療も考慮されます。