多発性筋炎<子どもの病気>の症状の現れ方

 発熱や全身の倦怠感(けんたいかん)とともに大腿、上腕の筋肉や頸(くび)の筋力低下がみられます。数週〜数カ月の経過で筋力低下は進んでいきます。お風呂に出入りするのがつらくなったり、頭を枕から持ち上げにくくなったりします。筋肉に痛みを感じることも多いようです。皮膚の症状としては、眼の周囲の皮膚や手指の関節の背面が紫赤色にはれぼったくなったりします。
 合併症として、全身の血管に炎症が起こったり、呼吸不全に陥りやすい間質性(かんしつせい)肺炎がみられたりします。高齢者の場合は悪性腫瘍の発生にも注意が必要です。

多発性筋炎<子どもの病気>の診断と治療の方法

 副腎皮質ステロイド薬の内服が有効です。効果がみられない場合や重い場合、合併症がある場合は、パルス療法といわれるステロイド薬の集中大量点滴投与を行います。