ヘモグロビン異常症<子どもの病気>の症状の現れ方

 多くの場合では小児期に脾腫(ひしゅ)を伴う慢性的な溶血性貧血として発症します。溶血は赤血球の酸化を促す薬剤や感染症によって悪化します。とくにパルボウイルスB19の初感染(伝染性紅斑リンゴ病)に際し、本症のような溶血性貧血の患児では一過性無形成発作と呼ばれる急激な貧血・黄疸(おうだん)の進行が認められることがあり、注意が必要です。

ヘモグロビン異常症<子どもの病気>の診断と治療の方法

 溶血発作は感染症とそれに伴う発熱、薬剤が原因となるので、軽い感染症でも注意深く観察することが必要で、非酸化的薬剤で早期に解熱を図ります。輸血をしばしば必要とする場合は、鉄過剰症(てつかじょうしょう)への注意が必要です。