風疹(三日ばしか)<子どもの病気>の症状の現れ方

 潜伏期は14〜21日(16〜18日間が多い)です。経過を図44に示します。初発症状は発疹で、その性状は桃紅色の小斑状丘疹(しょうはんじょうきゅうしん)のものが多く、融合することは少ないようです(図45)。初めは顔面に現れ、すみやかに全身に広がります。皮がむけたり色素沈着を残したりすることはなく、3〜5日で消えます。熱はあまり高くなることはなく、発疹とともに現れて2〜3日で解熱します。
 風疹ではリンパ節がはれるのが有名ですが、とくに耳介(じかい)後部や頸部(けいぶ)に目立ちます。リンパ節のはれは発疹の前から認められ、発疹が消えてからも数週間にわたって続くことがあります。
 合併症としては関節炎があり、発疹が消えてから発生し、小児より成人、しかも女性に多いといわれています。脳炎(のうえん)になることもあり、その発生頻度は6000人に1人といわれています。そのほか紫斑病(しはんびょう)を合併することもあります。