マイコプラズマ肺炎とはどんな病気か

  • マイコプラズマという病原体による、学童期に比較的多い肺炎です。
  • 昔は4年に一度流行していたので「オリンピック肺炎」などと呼ばれましたが、現在その傾向は崩れつつあります

マイコプラズマ肺炎の原因は何か

  • マイコプラズマという細菌の感染によります。

マイコプラズマ肺炎の症状の現れ方

  • 感染している人と濃厚に接触してうつります。
  • 潜伏期間は2週間前後です。
  • 主な症状は熱と咳(せき)です。
  • とくに咳はひどく、喘息(ぜんそく)の子どもがマイコプラズマ肺炎に感染すると重い喘息発作を起こすことがあります。
  • 合併症を起こすことは少ないです。

マイコプラズマ肺炎の検査と診断

  • 胸部X線検査により肺炎と診断し、血液検査でマイコプラズマの抗体を測定してマイコプラズマ肺炎の診断をします。

マイコプラズマ肺炎の治療方法

  • マイコプラズマに効果のある、マクロライド系の抗生剤を使います。
  • これにより多くは2〜3日以内に熱が下がります。
  • なお、子どもによく使われるペニシリン系やセフェム系の抗生剤はまったく効果がありません。

マイコプラズマ肺炎に気づいたらどうする

  • 熱とひどい咳が3〜4日以上続いたら早めに医療機関を受診してください。
  • とくに、小学生でこのような症状があったり、ペニシリン系やセフェム系の抗生剤を服用していても症状の改善がまったくみられない時は、この病気にかかっている可能性があります。
マイコプラズマ肺炎

肺炎というと、お年寄りがかかると命取りにもなりかねない病気ですが、マイコプラズマ肺炎は10〜30代の若い人たちがかかることが多く、しかもわりと軽症なために普通のかぜと見分けがつきにくく、診断が遅れることがありますので注意が必要です。マイコプラズマ肺炎の感染経路や症状、治療法についてくわしく解説します。