クッシング症候群<子どもの病気>の症状の現れ方

 特徴的な外見を示します。胴体を中心に肥満があり、丸い顔、肉のついた肩、腹、胸などに脂肪がつきます。手足はこれに比べると太くはありません。皮膚線条と呼ばれる皮下の線が現れます。子どもでは身長の伸びが悪くなります。
 糖尿病になりやすく、骨からカルシウムが失われ骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になります。ステロイド薬を大量に投与する場合には、感染に対する抵抗力が弱くなり、消化管の潰瘍も起こしやすくなります。

クッシング症候群<子どもの病気>の診断と治療の方法

 副腎に腫瘍がある場合には手術で取り除きます。脳下垂体の腫瘍については、最近では鼻の奥から手術することが可能になりました(ハーディーの手術)。薬でホルモン分泌を抑える方法もありますが、手術が最も中心的な治療法です。
 ステロイド薬を服用している場合は、可能なかぎり投与量を減らし、最終的に中止できれば症状はおさまります。