帯状疱疹<お年寄りの病気>の診断と治療の方法

 治療は、抗ウイルス薬であるアシクロビル(ゾビラックス)、塩酸バラシクロビル(バルトレックス)、ビダラビン(アラセナA)などの薬を用います。一般に、軽症の場合は外用で、中等症では内服、重症の場合は注射となります。重い時は入院することもあります。
 抗ウイルス薬は、使用開始が発症早期であるほど、病勢を縮小、弱化させる可能性が大きくなります。高齢者では症状の重篤化を防ぐためにも、早い段階での十分量の抗ウイルス薬治療が望まれます。対症・補助療法として、発疹部には非ステロイド性抗炎症軟膏などの外用、疼痛対策として、消炎鎮痛薬やビタミンB12(神経の修復を助ける)の内服を行います。
 帯状疱疹後神経痛には、生活指導(局部を冷やさない、入浴時によく温めるなど)、抗うつ薬、抗不安薬などの内服、神経ブロックなどが有効です。