子宮腟部びらん<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 分泌物の多いびらん面が大きいと、それだけで帯下(たいげ)(おりもの)が増えます。1層の円柱上皮だけでは感染に対しても抵抗力が弱くなるため炎症を起こしやすく、黄色の帯下が著しく増えて不快なものになります。また、びらん面は機械的・化学的刺激に対する抵抗力が弱く、性交後や排尿・排便時の不正出血などが起こりやすくなります。

子宮腟部びらん<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 子宮腟部びらんがあること自体は異常ではありません。無症状であれば治療の対象にはなりません。ただし、帯下が非常に多い時やびらん面からの出血を伴う時は、冷凍療法、レーザー療法、電気凝固法などでびらん部分を壊死(えし)させます。
 いずれも治るまでには1〜2カ月を要し、完全治癒のためには治療を繰り返し行う場合があります。