摂食障害<こころの病気>の診断と治療の方法

 疾患自体の効果的な治療方法は確立していないので、行動療法を中心にした心理療法が行われています。なかでも認知行動療法や対人関係療法の有効性がいわれていますが、やせや過食嘔吐などの部分症状に限られます。
 日本では支持的な心理療法を中心に、家族療法、行動制限療法、認知行動療法、再養育療法、力動的な心理療法などが多く用いられています。やせや過食嘔吐などによる身体合併症に対する身体医学療法や、対症的な向精神薬の併用なども、時期に応じて重要な治療になります。