虹彩離断とはどんな外傷か

  • 鈍的(どんてき)外傷により、虹彩(こうさい)が離断された状態です。
  • 多くは前述の前房出血を伴います。

虹彩離断の原因は何か

  • 外力が加わって、その圧力が虹彩を引き伸ばし、引き裂かれることによります。

虹彩離断の症状の現れ方

  • 瞳孔(どうこう)は正常では正円をしていますが、離断した虹彩は牽引(けんいん)がかかり(引っぱられる)、不整形を示します。
  • 全周にわたって離断した場合を外傷性無虹彩症(むこうさいしょう)といいます。
  • 程度により異なりますが、多くの症例で視力低下、羞明(しゅうめい)(まぶしさ)、眼圧の上昇などを来します。

虹彩離断の検査と診断

  • 視力・眼圧・細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査(隅角検査を含む)、眼底検査などを行います。
  • 外傷性虹彩炎(がいしょうせいこうさいえん)、高眼圧、硝子体(しょうしたい)出血網膜剥離(もうまくはくり)などの合併症の有無を確認します。

虹彩離断の治療方法

  • 散瞳薬(アトロピン点眼)、ステロイド薬の点眼で炎症を鎮めます。
  • また、高眼圧に対しては、点眼および内服治療を行います。