動物咬傷<外傷>の症状の現れ方

 感染を起こすと発赤、腫脹(しゅちょう)(はれ)、疼痛を伴い、膿性の分泌物が認められます。

動物咬傷<外傷>の診断と治療の方法

 汚染創であり、創を清浄化(洗浄・消毒)しても無菌にすることは困難です。したがって、咬傷は縫合しないのが原則で、創周辺の挫滅組織を切除して洗浄・消毒をしたのち、開放したまま治療します。
 破傷風(はしょうふう)の予防のために、抗生物質とともに、患者さんの免疫状態に応じてトキソイド、破傷風免疫ヒトグロブリンを投与します。
 なお、近年、狂犬病は国内ではまったく発生がないので、特別な事情がないかぎり、狂犬病の免疫療法は行われていません。