動脈管開存症<循環器の病気>の症状の現れ方

 心不全を生じた乳児はやせて呼吸が速く、脈が跳ねるように触れます(バウンディングパルス)。聴診器をあてると、特徴的な連続性の雑音を聴取できます。
 心不全を生じた動脈管開存症は早急に、また心不全がなくても肺高血圧がある場合は1〜2歳までに手術をすることが望ましいとされています。4〜5歳までにアイゼンメンジャー症候群(肺高血圧の末期像)に至ることもあります。

動脈管開存症<循環器の病気>の診断と治療の方法

 最近では、直径3〜5mmまでの動脈管はカテーテルによる閉鎖法が可能となっていますが、動脈管の形態によっては手術的に閉鎖するほうが望ましい場合もあります。胸を開かないで、内視鏡による手術で動脈管を閉鎖する方法も普及し始めています。
 おのおのの症例で「リスクと利益」は異なるので、どの方法をどの時期に選択するかは、循環器小児科医または循環器小児外科医と相談のうえ、判断する必要があります。